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インフィニット・ストラトス 復讐を誓った血継限界の転生者
お土産
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『亡国企業』の取引から一夜明け、俺はIS学園の帰路の途中ショッピング街に来ている。簪やクラスの奴らのお土産は何がいいのであろうか?
「と、まぁそんな感じでお前からアドバイスを貰いたいと思ってるんだ」
『お兄ちゃん、そんな事でわざわざ連絡してきたの?私今学校だよ』
「影分身がだろ。お前はこうゆうの詳しいだろうって思ってたんだけど。それに手伝ってくれたらお前が欲しいヌイグルミを一つ買ってやるつもりだったのに…」
焔は無類の人形・ヌイグルミとか、可愛い物が大好きだ。毎月のお小遣いやバイト代をヌイグルミが入ったUEOキャッチャーに全部使ってしまうくらい。だからこの条件を出したら必ず食いつく。
『本当に!?ヤッター!!どのヌイグルミ買って貰おうかなぁ。任せといて手伝ってあげるから!』
ほら釣れた。簡単に食いついてくれて助かる。
『で、お兄ちゃん今どんなお店にいるの?』
「まずはクラスの奴らの土産として、お菓子を買おうと思っているんだけど俺のクラス外人が多くてな、何がいいのかがわからん」
実際クラスの半分が外人だ。和菓子がいいのか、洋菓子がいいのかまったく分からない。
『ナルホドナルヘソ。確かに女子ってお菓子に関しては口うるさいしね。ちなみにお兄ちゃんはどんなお店にいるの?』
「デパートの菓子売り場だ。目の前には羊羹が置いてあるな。その横には鹿児島名物『かすたどん』がある」
『それだと高いから貰う方も遠慮すると思うし、クッキーとかチョコがいいと思うよ。和菓子とかと比べるとそっちのほうが安いし』
「クッキーやチョコか、確かにそっちがいいな。じゃあクッキーにするか」
俺は焔の助言に感謝しながら、クッキーが36個入った箱を買うことにした。クラスの土産を買い終えると次は簪の土産だな。
「簪の土産は何がいいと思う?お前仲いいんだし、なんか無いか?」
『う〜ん簪ちゃんとは良く電話でおしゃべりする仲だけどなー……お兄ちゃんは簪ちゃんの好きな物とか知らないの?欲しい物とか?』
「そうだなぁ、アニメのグッズとか欲しいかも知れないな」
『…………お兄ちゃんサイテー』
「何でそうなる。どこがおかしいんだよ」
『普通、女の子にあげる物でアニメのグッズは無いよ。お兄ちゃんこのままじゃあ一夏君のことバカにできないよさ』
「それはマジで困るから何かアイデアをくれ!!女子が男から貰って嬉しい物って何がある!?」
俺が必死に頼むと焔は電話の向こうで何かを考えている。
『お兄ちゃん良く聞いてよ。女子にプレゼントをする時はね、何か形に残る物がいいの。カバンとかね」
「俺は別にプレゼントをあげるつもりじゃなくて、土産をあげるつもりなんだが…」
「甘い!甘いよお兄
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