生き残りゲーム
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後
・・・
俺の視界に入ってきたのは保育園からの幼馴染の『姫子』
普段は姫ってよんでる。
それにしても人間に出会えただけでこんなに感動したのは人生で始めてだ。
いままでなら歩いていれば人、人、人。だったのにたいして
歩いても無、無、無。の連鎖。
「のぞむー?きいてるー?」
「っ。あぁごめん。って!?!?!?!?」
姫の手には弓のようなものを持っていた。
そう姫は弓道部。それに対する俺は・・・帰宅部。
なんて情けない・・・。
っていやいやそんなことじゃなくて
「なんで弓もってるの!?」
「あ。これ?なんかね私の机の上に箱が置いてあって鍵がかかってたんだけど知らないうちに私のポケットの中に鍵が入っててそれがどうやらその箱の鍵で(ry」
ようするにあけたら入っていたって事か
「私が来たときはみんなの机の上に箱あったんだけどねーなんか気づかないうちに減っていったんだよねー。それで今は私のとのぞむのとあとだれだろー。わかんない☆」
どういうことだ・・・?
「ずっとここにいたのか?それでなくなってたのか?」
「うんそうだよー」
「俺以外にだれか人とあったか?」
「ううん。誰にもあってないよー」
あきらかにおかしい。
俺以外の人が着てないのにもかかわらず箱がへっていく。
普通だったらありえない現象だ。
いったいどうなっているんだこの世界は・・・
「とりあえずのぞむも箱あけてみたら?」
「そうだな」
おれは姫に言われたとおり自分の机の上においてある箱をあけることにした
机の上の箱をみてみると姫が言っていたとおり鍵がついている。
それにしても横に長い。
姫はポケットに鍵が入っていたんだっけ?
そう思い自分もポケットの中を確認してみる
!!!!
あった。
そう、鍵が入っていたのだ
入れた覚えなんてないぞ・・・
やはりこの世界はおかしい。
まぁとりあえず箱を開けて中身を確認しよう。
ガチャッ
「これは・・・」
日本刀だ。
見た感じ普通の日本刀だが。
隣に二枚の紙が入っていた。
一枚目の紙には、
『夢刀 持ち主には夢のような力があたえられる』
とだけ書かれていた。
そしてもう一枚には・・・
『この世界で生き残るためには戦え。この世界を出たいならばクリアを目指せ』
どういうことだ・・・?この世界を出たいならば?
ここは現実じゃないのか?そしてクリアだと?
なんかのゲームなのか?
ぜんぜん信じられない。
そうだ・・・姫はこのことを知っているのだろうか。
「姫・・
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ