暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep7それぞれの悩み〜Worries and decision〜
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もないし、仕方がない、やってやるか。まずはフェイトが暴走する“ジュエルシード”に突っ込もうとするのを止めないとな。
『フェイトっ! 俺がジュエルシードを停止させる! 停止を確認後、すぐに封印に移ってくれ!!』
『え!? でもルシル、どうやって!?』
「我が手に携えしは友が誇りし至高の幻想・・・!」
俺はフェイトに答えず、“アルヴィト”よりある術式を発動させる。あぁ、これはまずい。身体と精神が悲鳴を上げている。当然だ。今、俺に扱える魔力はせいぜいAA+ランク。この術式の発動に必要な魔力はXXXランク。圧倒的に足りていない。
(今更やめられるわけがないだろう・・・!)
俺たち魔術師は本来、体内で生成された魔力と、体外から取り入れた魔力を“
魔力炉
(
システム
)
”で融合させてから発動に必要な分だけを使用する。だが、この世界ではそれが上手くいかない。
これこそ“界律”が、“テスタメント”としてではなく、魔術師としての俺たちに強いている最大の制限だ。
だから必然的に魔力不足となってしまう。それ以前にSランク以上の複製術式の使用は制限されている。それを無理やり使用するから、身体的なペナルティが発生するだろう。しかし今はそんな泣き言は言ってられない。意識を保てる間に終わらせなければ・・・。力を借りるぞ、アリス。
「結界王アリスの名に基づき具現せよ、
一方通行
(
サンダルフォン
)
の聖域!」
・―・―・シャル先生の魔術講座・―・―・
シャル
「ようこそいらっしゃい。第3回シャル先生の魔術講座へ。
今回は残念だけど、私とユーノで進ませてもらうわ。だって、なのはってば大変なんだから」
ユーノ
「残念、って言われるとちょっとショックだよ、シャル」
シャル
「あ、ごめん。言葉のあやだから、そう落ち込まないで。別に、ユーノじゃなくてなのはを出せよ、みたいなクレームへの先手なわけじゃないから」
ユーノ
「それが本音っぽくてさらに僕の心情がどん底へ急降下だよ。確かになのはは女の子で可愛いし、僕みたいなフェレットじゃ面白くないかもしれないけど」
シャル
「ユーノが自虐モードに入ってしまったから、さっさと本題に入るわ。
――
炎牙焔牢刃
(
アオフ・ローダーン・シュテルン
)
――
――
風牙真空烈風刃
(
エヒト・オルカーン
)
――
――
光牙月閃刃
(
シャイン・モーントズィッヒェル
)
――
――
凶牙月影刃
(
フィンダーニス・モーントズィッヒェル
)
――
今回はこの4つの魔術を使用したの。
まずは、炎牙焔牢刃アオフ・ローダーン・シュテルンね。
作中にも説明していたけど、対象を炎の球体に閉じ込めて、その上から炎の斬撃を一閃。その衝撃で炎熱球は爆発を起こして追加ダメージ、というわけ。
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