暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep7それぞれの悩み〜Worries and decision〜
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き返して、“ジュエルシード”の元へと走り、目覚めた“ジュエルシード”を視界に入れた。
すぐに封印に移るためにバリアジャケットに変身して、“ジュエルシード”を停止させるための砲撃を放った。それと同時、別の場所からフェイトちゃんも砲撃を放って、2人の砲撃によって“ジュエルシード”は沈黙した。

「フェイトちゃん、ゼフィちゃん・・・」

「もうこの件から引きなさい、と言ったはずよね? 高町なのは」

そして今、私とシャルちゃんは、フェイトちゃんとゼフィちゃんの2人と対峙している。遅れてユーノ君とアルフさんもやって来た。お互いにいつでも戦いに移れるような緊張状態。

「引けない。今度こそ、ちゃんとお話を聞いてもらうから! シャルちゃん、ユーノ君。フェイトちゃんは私に任せて」

――フライヤーフィン――

飛行の魔法、フライヤーフィンを使って、一気にフェイトちゃんから距離を取る。この私の行動で、私とフェイトちゃん、シャルちゃんとゼフィちゃん、ユーノ君とアルフさんの三つ巴の戦いに入ることになる。狙い通りにフェイトちゃんはゼフィちゃんと何か言葉を交わして、私を追いかけてきた。

「ディバインシューター!」

≪Divine Shooter≫

やることは以前と同じ。でもあれからさらに制御技術に磨きをかけた。それに同じ失敗はしない。シャルちゃんが教えてくれた教訓を胸に私は戦う。

†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††

「さてと、こちらも始めようか、シャルロッテ」

ルシルが静かに戦闘を開始しようと告げる。私は、かつての決闘と同じように名乗りをあげる。今はそうしないといけないと思ってしまったから。そう。今回の決闘で決着をつけるつもりだから。

「ミッドガルド秩序管理機構左翼、天光騎士団・星騎士シュテルン・リッターが1人、第五騎士(フュンフト・リッター)・剣神シャルロッテ・フライハイト・・・!」

案の定ルシルが唖然としている。仮面で素顔が隠れているけれど長い付き合いだもの、それくらいは判るわ。

「・・・アースガルド同盟軍、対連合主力部隊アンスール、同盟軍後方支援部隊総指揮官。神器王ルシリオン・セインテスト・アースガルド」

ルシルも私に合わせて名乗りをあげてくれた。貰いもののシュゼルヴァロードじゃなく、本当の名前を告げた。
さぁ名乗りは終わった。即ち勝敗を確実に決する決闘をしようということだ。死んでも退かない、その意味を持つ戦い。“界律”が何を企んでいようとも、私はあなたを倒してでもなのはを守る。

「「参る!」」

(見せてあげるわ。魔術が解禁された今の私の力を!)

――我を運べ(コード)汝の蒼翼(アンピエル)――

その言葉を戦闘開始の合図として、ルシルは背にサファイアブ
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