暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep7それぞれの悩み〜Worries and decision〜
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“ジュエルシード”を探してるから、こっちも探してればきっと会えると思うから。
「暗くなって来たわね・・・」
だけど収穫なしで時間は無情に過ぎ去っていった。空がすっかり暗くなって、「んー、タイムアウトかも。そろそろ帰らないと・・・」ビルの壁に設置されているディスプレイに表示された時刻を見て、私は肩を落とした。
「ええ。これ以上は士郎父さん達に迷惑が掛かるわ」
「大丈夫だよなのは、シャル。僕が残ってもう少し探していくから」
ユーノ君が単独での“ジュエルシード”探索を行うと言ってきた。悪い気もするけど、ここはお言葉に甘えさせてもらうことにしよう。出かけるにしても、お父さん達が寝静まってからだよ。
「それじゃユーノ、悪いけど頼める?」
「うん。あ、晩御飯はちゃんと取っておいてね。帰ってから残飯漁りなんてしたくないから」
「にゃはは、それはイヤだね〜。じゃユーノ君、お願い」
そうして私とシャルちゃんは、ユーノに“ジュエルシード”の探索を任せて、家路に着くことになった。
†††Sideなのは⇒ルシリオン†††
ビルの屋上から海鳴市の街を見下ろしている俺とフェイト、それにアルフ。“ジュエルシード”の大まかな位置は判明したが、正確な位置が判らないので悩んでいると、フェイトがある提案をしてきた。
「強制発動って本当に危険がないんだな?」
フェイトが発案したのは、“ジュエルシード”を無理やり発動させて発見するという強行策。“ジュエルシード”は願いを叶えることの出来るという優れた能力があるが、反面暴走すれば厄介なことを起こす困ったモノだ。そんな危険物を強制発動するなど、どう考えても安全策とは思えない。だから2度に亘ってそう問い質す。何かあってからでは遅いからだ。
「うん、大丈夫だよ、ルシル。発動させるのにかなり魔力が必要だけど」
「それはあたしがやるから、フェイトにはなんも障害はないよ。だからあんたも覚悟を決めて手伝いな」
フェイトとアルフは完全に乗り気だ。本当ならもう少し慎重に進めてほしい。仕方ない。こうなってはフェイト達を止めることは無理だ。ならば、万が一彼女たちに危険が迫ったらこの身を盾にすればいいだけのこと。
「はぁ、判ったよ。任せたぞ、アルフ」
「あいよ!」
そしてアルフが魔力流を撃ちこみ、来た。ハッキリと判る覚醒した“ジュエルシード”の魔力。
「ありがとう、アルフ」
「このくらいどうってことないさ」
「では行こうか、向こうもそろそろ気付いて来るだろうしな」
さて、今回もシャルを無力化して“ジュエルシード”を貰っていこうか。
†††Sideルシリオン⇒なのは†††
私とシャルちゃんはユーノ君からの念話を受けたことで急いで引
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