暁 〜小説投稿サイト〜
ぱられるわーるど
赤い

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電車の運転席に向かう。

プシュー・・・

ん?

出発だ。

・・・・

さすがに無理だ。

動きはじめとはいえ運転席までまだ30m近くある。

もう運転席は駅の外だ。

あきらめるしかないか。

まだ俺以外の人間にあってない。

動物すらまだ見ていない。

いったいどうなっているんだ。

・・・

そうだ。もともと俺は学校に行く予定だったんだ。

一度だけ学校にいってみよう。

クラスメイトがいるかもしれない

そんなことを期待しながら俺は学校へと向かった。

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10分くらい走っただろうか。

ようやく普段俺が行っている学校の前まで来た。

玄関は誰もいなさそうな雰囲気だ。

とりあえず誰でもいいから人がいるのを確認したい。

そんな思いか俺はまた走り出していた。

なぜか勝手に足が動く。

どうやら俺は自分の教室へ向かってるようだ。

どこのクラスを見ても誰一人としていない。

俺は階段をのぼりはじめた。

階段をのぼっているときなぜか鉄のにおいがしてきた。

3階。俺のクラスのある階だ。

だがしかしいつもと雰囲気が違う。

いや。もう何もかもちがっていた。

普段は綺麗な廊下も赤で染まっている。

壁も天井もそうだ。

気が狂ってしまいそうだ。

そんな時に俺の視界に一人の少女が入り込んできた

「あれー?のぞむじゃんー(・∀・)」

・・・


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