魔法先生ネギま!
0463話
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てるとかキラから聞いたな」
「そうそう。それに付き合ってトールも記者っぽいバイトをするようになってな。……って、キラにも会ってたのか。まぁ、詳しい話は俺の行きつけの喫茶店で聞くよ。行こうぜ、こっちだ」
ディアッカの案内に従い、皆で移動する。
「いやー。アクセルの知り合いだって言うから、どんなに凶悪な奴かと思ってたらいい奴じゃない。私の事をいい女だってさ」
「……お前、オジコンを卒業したのか?」
「オジコン言うな! 別に誰が相手でも褒められれば嬉しいでしょ」
まぁ、確かに神楽坂は外見だけで見れば美形だ。それは間違い無い。……外見だけ見ればな。その自爆気味な性格やバカレンジャーの一員だったり、思い込みの激しい所はマイナス要素だが。そして長谷川にしろ長瀬にしろ、どちらもヒッキー気味だったり忍者だったりするが、外見で言えば平均以上であるのは間違い無いだろう。
その辺に目敏いのはさすがにディアッカなんだろうな。
そんな風に考えながら街中を歩き、やがて喫茶店が見えてくる。それなりに洒落た店構えであり、結構流行っているらしい。
「へぇ、いい雰囲気の店じゃねーか」
ボソッと後ろで呟く長谷川の声を聞きつつ、さっさと店の中に入って行ったディアッカの後を追う。ドアに付けられた鈴がチリン、チリン、という音を鳴らしているのを聞きながら、店の中でも奥の方の席に陣取っているディアッカと同じテーブルに着く。
「で、ここのお薦めは?」
「んー、コーヒーがお薦めなんだが……確かアクセルは紅茶派だったよな?」
「まぁな」
そう頷きつつ、コーヒーという単語を聞いて目を鋭く光らせているフェイトの様子に溜息を吐く。
「紅茶はそれなりだったけど……その代わり、ケーキの類は美味いぞ」
その言葉に目を光らせたのはフェイトに変わって女3人。
「あー、もういい。適当に頼んでくれ。あ、俺はサンドイッチな」
「言っとくけど俺が奢るのはそっちの女3人だけだからな」
ジト目のディアッカに再び溜息を1つ。
「意外とセコイよな、お前」
「んな事言っても、オーブ軍って戦勝国の割には思ったよりも給料良くないんだよ。それにあのナタルとかいう艦長も厳しいし」
「アークエンジェルの所属になったのか?」
「ああ? 俺程の腕があったらそんなの当然だろ。それより注文を早くしろよ」
こちらへと近づいて来たウェイトレスに気が付いたディアッカの言葉に頷き、それぞれが注文をする。結局ネギとフェイトの料金は俺持ちになった。……いやまぁ、SEED世界での俺は現在大金持ちだから別にいいんだけどな。
それから10分もしないうちにそれぞれの場所に注文の品が届く。ネギはミルクティーとアップルパイ。フェイトは特製ブレンドとチーズケーキ、俺は
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