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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第八話「イレギュラーハンター/IRREGULAR HUNTER」
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にレプリロイド達は時に人間へ逆らい反抗した。人々はそんなレプリロイドを「イレギュラー」と呼び恐れた。そしてレプリロイドはレプリロイドの手に寄って処分させる。それが人間達のとった答えであり、人間達のために同族と戦うレプリロイド達にとって迷う余地はなかった。こうして、いつ終わることの知らないレプリロイド同士の長い争いが始まり、多くの犠牲者が出た。しかし、その戦争はROCKMANと名乗る二人の戦士によって集結された。蒼き英雄と紅き英雄にね……」
「じゃあ、蒼き英雄のベースはモデルXのあの子で、紅き英雄のベースは……モデルZなんですか!?」
エイミィが驚く。当時は共に戦った戦友同士の力が敵同士となり再び激突しあう。
「でも、エイミィ?そのあと調べたことなんだけど意外な事実は発覚したの……」
すると、リンディは興奮状態のエイミィへとっておきのロックマン秘話を話した。
「……クロノも聞いて?今回の事件の主犯格ドクター・ワイリーは、モデルZの適合者、ゼロ・アンリミテッドの祖父というらしいけど……仮にそうだとしたら祖父は祖父でも曾・曾・曾・曾お爺ちゃんかもしれないの?」
「……!?」
そのお気楽的なリンディの口調にクロノは目を鋭くした。
「え、どういうことですか?」
まだわからないエイミィにリンディは答える。
「……信じられないかもしれないけど、ドクター・ワイリーはその昔、紅き英雄を生み出した生みの親なの。もし祖父だというのならゼロ君の御先祖様になるのよ?」
「えぇ!?じゃあ、どうして現世に?」
「科学が発達した世界の住民なんだからタイムマシンの一台や二台は作ったんじゃないかしら?それに……彼の元同僚のドクター・ライト博士、彼もそれっぽいのよ?タケル君に話したら彼はかなりショックを受けてしまいそうだから言わなかったけど……」
「もし、それが本当なら……ライト博士もワイリーと同じ世界の住民ということになりますね?」

遠見市のフェイト宅にて

フェイトは再びゼロに手当てを受け、片腕に包帯が巻かれていた。
「時空管理局やイレギュラーハンターまで出てきたか……これはそう問う難関な任務になりそうだ。次は無事帰ってこれるかどうか……」
ゼロはそう予期せぬ予想を立てながらソファーへと座った。
「フェイト、ゼロ、時空管理局やイレギュラーハンターまで出て来ちまったんだ。もうどうにもならないよ!逃げようよ?三人でどっかにさ?」
アルフが二人へそう尋ねた。しかし、二人は聞く耳を持たない。
「駄目だよ、アルフ……」
負傷した痛みに耐えながらソファーで横たわるフェイトが起き上がった。
「だって!ザコクラスならともかく、あいつらは一流の魔導士とA級ハンターだ!本気で捜査されたら、ここだって何時までバレずにいられるか……それにあの鬼婆、アンタの母さんは
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