第八話「イレギュラーハンター/IRREGULAR HUNTER」
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数時間前にて
「現地では既に二者による戦闘が開始されている模様です」
「中心になっているロストロギアはAプラス、動作不安定ですが無差別攻撃を行っています」
「回収は急がないといけないわね……クロノ・ハラウン執務官、でられる?」
「命令があればいつでも」
「イレギュラーハンター出動!各員戦闘態勢へ移行せよ」
「了解っ!」
「了解です!」
「各員は現地での戦闘の停止とロストロギアの回収、両名からの事情聴取を」
こうして三名の戦士は転送装置トランスサーバーのフィールドに立つ。
「気をつけてね〜?」
と、リンディはハンカチを手に見送り、クロノは苦笑い。
「バッファリオ?ホーネックが勝手に暴走しないよう、私の代わりに十分見てくれ?」
と、シグナスはバッファリオへ託する。
「はっ!」
「司令?冗談きついっすよ〜……」
三名は転送され、現地へと急行した。
*
そして、現在にまで至る。
「イレギュラーハンターだ!とりあえず、話を聞かせてもらう!双方武装を解除しろ?」
一人のイレギュラーハンターのホーネックがそう叫び、僕は大人しくバスターを解除する。
ゼロ君も素直にセイバーを納めた。
『イレギュラーハンター……』
「モデルX、知っているの?」
『僕の世界ではイレギュラーを取り仕切る警察機構だ。君たちの戦闘を停止させたとすると、あの二人はかなりの腕前だ』
「とにかく、二人とも事情をお聞かせ願います……」
バッファリオがそう言った瞬間、突如魔導士側に数発物光弾が飛び込んできた。
「!?」
光弾はクロノの結界で防がれたが、攻撃してきたのはアルフであった。
「逃げるよ!フェイト、ゼロ!?」
「……!」
ホーネック側に居たゼロ君はダッシュで距離を取り、セイバーを引き抜いたのだ。
「テメェ!抵抗するか!?」
ホーネックは槍を向けるが、ゼロは彼と戦う気はなく、上空のアルフへ向け走った。
「待てっ!」
ホーネックが追うも、ハンター側にも何者かによる奇襲が襲ってきた。
「だ、誰だ!?」
二人のハンターが上空を見上げると、そこには紫のアーマーのレプリロイドが一体。
「クックック……ハンターの犬共が、もう嗅ぎつけやがったか?」
「お、お前は……VAVA!?」
バッファリオが叫んだ。もと、同じハンターとして行動していたが、今ではシグマと共にハンターを抜け出した最強のイレギュラーの一人である。
「フェイト!ゼロ!急いで!?」
アルフの呼びかけに、フェイトとゼロは振り向くが、双方は戸惑っていた。しかし、仕方なく二人はアルフへと向かうが、フェイトは目の前のジュエルシードを安々と見過ごすわけにはいかなかった。彼女がそれに手を差しのばした瞬間。クロノに寄る攻撃を食らい、地面へと落下した。
「フェイト!?」
ゼロは落下す
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