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気まぐれな吹雪
第一章 平凡な日常
41、豪華客船やで
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払って接するのが一番や。リボーンとか引っ張ってるからあの子はついてきぃひんのや。いっぺん『一中学生の沢田綱吉』として接してみぃや」

「ただのオレとして……」

ツナは考える。

どうすれば山本たちのように要に接することができるのか。

どうすればリボーンの支配外で要に近づけるのか。

その肩に、そっと手がおかれた。

「とにかく今は楽しもうや。せっかくの旅行やし、何より、自分の好きな京子もいるんやしな」

「なっ//////」

「分かりやすいのぉ」

ケラケラと笑いながら、千鶴は走り去ってしまった。

ツナは顔を真っ赤にしながらその場に佇んでしまう。

その様子はあまりにも滑稽だったとか。
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