暁 〜小説投稿サイト〜
嘘のようで本当の自衛隊体験
危険な作業
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そこそこ大きい蜂の巣です

「よく見つけたなS1士
あとでジュース1本おごろう」

「ありがとうございます」

「オオスズメバチじゃなきゃいいですね(笑)」

「だったらヤバイから高機動車で来たんじゃないか(笑)」

しかし
蜂の巣にいる蜂を見た瞬間

「……キイロスズメバチかよ(ノ△T)」

巣を作っていたのはキイロスズメバチというスズメバチの仲間で
作者の天敵ベスト3に入る虫です( ̄○ ̄;)
ちなみに
1位はムカデです

偵察を終えた私達は作戦会議を行います
キイロスズメバチは攻撃性が強く巣に近づいただけで攻撃するので生身のまま行くのは自殺行為です

なので作者の私有車を使用して車両の中から処理します

強力な殺虫剤を6本買っておき巣の表面を壊す為に私物の89式小銃の電動ガン(4倍率のライフルスコープ搭載)を準備します。
というのも蜂の巣に直接殺虫剤を噴射しても巣の内部にいる蜂には、ほとんどダメージがないからです

念には念を入れて巣の処理中は半径数メートルには近寄らないように呼びかけと歩硝を立てておきます

作戦開始は明日の0830時頃に決定







そして







戦いの火蓋は切られました







車両に乗り込んだ私達は慎重に巣に近づいて行きます
作者の私有車の窓には中に入られるのを防ぐ為に防虫ネットを張っているので不審車両みたいな外見になっています(笑)
巣から約1メートルの位置で停車

「S1士部隊に報告」

「了解
00こちら01
これより蜂の巣の除去を開始する 送れ」

『00了解
幸運を祈る』

「M士長…車両10センチ前へ」

ここで私達の役割を紹介します

作者は助手席に座り蜂の巣を攻撃します

M士長はドライバー

S1士は通信手兼 作者のサポート

という振り分けになります

「S1士89を」

「銃!!」

「銃!」

自衛隊では相手から銃を受け取ったり渡したりする時に「銃!!」と言う場合があります

バッテリーは入れてあるので70発入りの弾倉を装填
銃とスコープの先だけ車外に出しスコープを覗きます
そして切り替えレバーをレにして引金を引きます

パパパパパパ

BB弾が巣の表面を破壊し あっという間に弾切れ
いい感じに穴が空いたので殺虫剤の射程距離まで接近…
するのですが

カンカンカンカン

「トリアージ班長」

「…何だ?」

「ヤバくないですか?」

巣を攻撃されたキイロスズメバチは完全に戦闘体勢になっており巣からは次々と蜂が飛び出し
私達が乗車する車両に体当たりを繰り出します
あちこちで
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