暁 〜小説投稿サイト〜
嘘のようで本当の自衛隊体験
危険な作業
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
自衛隊では危険な作業が沢山あります
有名な作業だと不発弾処理がありますね
自衛隊の不発弾処理作業は世界トップクラスの技術があり今まで一度の事故を起こしていません
これには理由があり作業を行う隊員は施設科の隊員ですが不発弾処理徽章という資格を所持しており
この徽章を取得する為に教育に行き知識と経験を積むのです

実は不発弾処理以外にも危険な作業はあります
今の季節だと車両のタイヤ交換があります

(全然危険じゃなくね?)

と思った読者の皆様
その油断が死に直結する場合がありますよ

高機動車や軽装甲機動車なら危険はありませんが大型トラックのような車両になると話は別になります
タイヤを交換して空気を入れているとタイヤのゴムを押さえている金具が吹っ飛ぶ事があるんです(-o-;)
吹っ飛んだ金具が顎や顔面に直撃して殉職された隊員もおられます

だがしかし

作者はそれより命の危険を伴う作業をした事があります

それは…











蜂の巣の除去です(`∇´ゞ












わぁー!(°□°;)
待って待って!!
まだブラウザバックしないで
結構重要だからコレ!!(°□°;)

というのも演習や演習場整備で演習場に行くと
たま〜に見つかるんです蜂の巣が(^_^;)

蜂は恐ろしいです
特にスズメバチは毎年死者が出ています。
そして極たま〜に隊舎に巣を作ったりしてくれます(-_-#)

そうした場合は被害が拡大する前に処理する必要があります

あれはある日の朝礼の前
私は中隊長に呼び出しを受け何を言われるかと思ったら

「蜂の巣の処理をしてもらいたい」

ハイ?(^_^;)

「あの〜何で私が蜂の巣の処理を?」

「今この駐屯地に蜂の巣の処理経験がある隊員が少なくてね
だからトリアージ三曹に処理してもらいたい」

「…何で私なんですか?」

「鳥取出身でしょ?
こういう事には慣れてるよね?」

反論できませんでした
作者は蜂の巣の処理を何度か経験していたからです

「わかりました
必ず処理してきます
あと2〜3人程人をください」

「わかった若い者を使ってくれ」

という訳で作者の蜂の巣処理が始まりました
今回の作業に同行するのはM士長とS1士

二人を高機動車に乗せ蜂の巣があるという隊舎に向かいます
要するに偵察です(`∇´ゞ

「この辺何だけどな」

「それっぽい巣は無いですね」

「…アレじゃないですか?
隊舎の出入口のちょっと上にある」

S1士が何かを発見
指差した場所に近寄ると…








ありました\(^ー^)/
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ