番外 NARUTO編 その2
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ソラの方はどうやら戦闘開始したようだな
俺はソラと別の部隊に組み込まれ、我愛羅を部隊長として戦場を進んでいる。
すると現れたのは五影の前任者達の穢土転生。
まず風影である我愛羅と土影のオオノキが攻める。
砂を操る我愛羅と塵遁を使うオオノキは両者とも広範囲攻撃を得意とする。まずはそれで様子見といくようだ。
「そこのうちはの猫」
突然、我愛羅に声を掛けられた。て言うかうちはの猫って…
「お前も手伝え。火影から聞いている。お前はスサノオを使えるのだろう」
「ほう。万華鏡の開眼者が身内に居るとはな。これでマダラに対してもまだ勝算のある戦いが出来るぜよ」
オオノキも暗に俺に前に出るように言ってくる。
「え?スサノオを使えと…?」
「出し惜しみは無しじゃわい」
「それじゃ、行くとしよう」
おーい…
我愛羅は会話はお終いと砂を集め始める。まずは相手を押し流すほどの砂嵐をお見舞いするらしい。
我愛羅は砂に乗って、オオノキは塵遁を使い飛翔している。
まずは先制と我愛羅の大技が炸裂。巨大な砂の波が五影前任者達を襲うが、寸前で動きが鈍り、止められてしまった。
見えた五影前任者達は丁度よく横一列で此方を警戒している。…丁度良い。
ソラからの念話で穢土転生体は封印も已む無しとの解が出ている。初撃での一撃必殺は卑怯だが俺のもっとも得意とする所。
我愛羅の砂にまぎれて既にスサノオの腕を地中に伸ばし、浸透させていたのだ。
あとはまだ自我のある五影前任者の動きが抑えられている内に横合いからグサリと一突き。あっけなく封印される。
え?卑怯?そんな事は分かっている。
必殺の一撃は初撃でとさっきも言ったとおりだ。
「「……………」」
我愛羅、オオノキの沈黙が痛い。そして後ろに控える忍連合の忍者達からもだ。
「流石はうちはじゃぜ…」
「…………部隊を後退させる」
あ、オオノキはともかく我愛羅が無かった事にしている。…まぁ良いけれどね。
「お主はこのまま部隊を離れて奇襲部隊に合流せい。ここよりもあちらの方が戦力的に危険じゃ」
「了解」
本格的に無かった事にして俺に依存しないように部隊から切り離す事にしたようだ。たしかにそれが正解かもしれない。
◇
「これは……」
暁の基地にて穢土転生の制御に当たっていた薬師カブトは驚愕の声をあげる。
呼んだ穢土転生の半数以上が速くも封印されてしまったからだ。
まず一撃で黄泉へと送り返された事に驚き、次に容易に封印された事に驚いている。
「おかしいですね…うちはの生き残りはあなたとサスケくんだけかと思っていたのですが」
と、ギョロリと視線をマダラと呼ば
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