番外 NARUTO編 その2
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とか言われていたし万華鏡の進化は諦めていたのだが、穢土転生とは言え二人も普通に出てくるとは、結構簡単なのか?
それはさておき…一人でイタチ、長門の両方の能力を使えるとなると…最悪じゃないか。
「ほう、中々やるものだな」
恐らく、長門が使った吸収技も使えるはずだから、遠距離からの性質変換やオーラそのものを飛ばす技は効果が薄い。
隠で見えにくくしての奇襲も相手は写輪眼、隠す労力だけ無駄であろう。
更に死なない体、無限のチャクラを持っているのだから性質が悪い。
先ほど長門を封印するさいに輝力を大盤振る舞いしてしまって既にガス欠。今は距離を取れた事が幸いしている。今の内に再度輝力を練っておこう。
「紋章発動っ!」
「む?俺の輪廻眼を持ってしても見切れない技か…血継限界か?いや、この感じ…仙術か」
魔力とオーラを結合させて輝力を練り上げると、スサノオからタケミカヅチを切り離すように現し、イタチから奪った十拳剣とヤタノカガミをかまえる。
あの吸い取る術には効果は薄いかもしれないが、牽制には使える。…このタケミカヅチが牽制にしか使えないとは、中々にこの世界の人間はケタが違う。いや、彼は死人なのだけれども…
「なかなか良い気迫だな。どれ、少し本気で行くか」
そう言うとマダラは火遁の印を組み上げる。
「火遁・豪火滅却」
ゴウッと噴出される火球を前に出したタケミカヅチがヤタノカガミを突き出して耐える。
しまった、視界を塞がれたっ!
急いで「円」を広げると、既にマダラはタケミカヅチを飛び越え、俺目掛けてスサノオの持った剣を振り下ろしていた。
「くっ!」
それをヤタノカガミで弾き、背後からタケミカヅチを操って十拳剣で刺し貫こうとするが、向けられた手に一瞬で吸収され霞と消えてしまった。
しかし、シルバーアーム・ザ・リッパーを纏った俺のスサノオの十拳剣はマダラのスサノオの防御を突き抜けて貫通し、完全に封印…
「っ!?」
刺し貫いたそれはいつの間にか木偶の坊へと変化していた。
変わり身とかそう言ったものじゃなく、写輪眼でも見抜けなかったもっと別の何かだ。
「ほう、木分身とは言え、俺を倒すか。なかなかだな…しかし、今度は二人同時に行くぞ」
背後に現れたマダラは分身を使ったのか、二人に増えていて、それぞれにスサノオを纏っている。
吸収する術がある以上、影分身や本体から切り離したタケミカヅチは効果が薄い…しかも、あの分身俺の万華鏡写輪眼でも見抜けないほどどちらがニセモノか分からない。
ならば…と再び裏写輪眼・桜守姫を使用。消え去るスサノオはタケミカヅチへと変換し、そのタケミカヅチに先ほどイタチから奪ったために別枠となった十拳剣と
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