番外 NARUTO編 その2
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らに引っ張られながら眼くらましと豪火球の術で牽制するイタチ。抗魔力Aの前ではガードする必要も無いのかもしれないが、俺はあえてフツノミタマで火球を切裂くと、その奥から大き目の手裏剣が飛んでくるのが見えるが、油断無くそれをタケミカヅチの左手で掴み取ると、その死角にもう一つの手裏剣が現れた。
影手裏剣の術だ。
流石忍者。一つの攻撃に二つも三つもの攻撃を合わせてくる。
俺はその手裏剣を写輪眼の瞳力で見切り、自身の手で掴むとイタチが投げた力も利用して回転しながら投げ返す。
するとイタチはそれは再び現したスサノオの右手で掴み取り、再度投げ返すが、俺もタケミカヅチが掴んだ手裏剣を投げて迎撃、互いにぶつかるとどこか明後日の方向へと飛んでいった。
「ソル、クゥっ、煙幕っ!」
(なうっ)
『ブラックスモーク』
ソルの排気口から黒い煙幕が立ち込め辺りを黒煙が包み込みむ。魔法でできたそれは視界、匂い、存在の全てを隠すが、俺には相手が手に取るように分かる。
クゥの感知能力は元々ずば抜けているし、自分の能力で遮られるようなドジはしない。
この隙に…
「紋章発動っ!さらに、紋章を強化っ!」
背後に紋章が現れ、オーラと魔力を合成する。
この輝力のエネルギーを使い、タケミカヅチを再構成、強化する。
煙が完全に気配を隠すが、敵の能力もさる物だ。
「天道・神羅天征」
長門が天道の力で引力と斥力を操って黒煙を全て吹き飛ばしてしまった。
再び対峙する俺とイタチ、長門の三人。
さらに既にイタチのスサノオは鎧を着込み、十拳剣を持っているようだ。
『リストレクトロック』
再度俺はバインドを行使して今度は長門の口寄せ鳥諸共縛り上げる。今度はスサノオを消そうが本体を捕まえると思っていたのだが…
「神羅天征」
「なっ!?」
斥力をうまく操りイタチのスサノオを捕まえていた俺のバインドを弾き飛ばしてしまった。
堪らず俺のバインドは霞と消える。
今の術、なぜ自分も一緒にバインドを解かなかった?そして、今も再度自分に掛けていない。単発なのか?
地面を蹴りスサノオを纏ったイタチが駆ける。
それを再度バインド。一瞬動きを止めるが再び神羅天征で弾き飛ばされた。
万華鏡写輪眼・桜守姫がその回答を導き出す。…なるほど、術のインターバルに五秒ほど掛かるのか。
十拳剣をフツノミタマで受ける。
再びバインド。スサノオの右手を縛り上げる。今度は神羅天征の援護が遅れている。
しかし、タイムアップ。
フツノミタマではスサノオの持つヤタノカガミを貫けない。輝く銀の腕なら貫けるかもしれないが、少し遅いか。
バインドを弾き飛ばされ自由になる
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