番外 NARUTO編 その2
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でも無く天照の炎は鎮火した。
クロックマスターで過程を飛ばしてスサノオの封印剣を突き刺しても良いが、どちらにしても長門の能力が未知数すぎる。封印中の一瞬で逆にこっちがやられてしまうとも限らない。長門に関しては確か昔、深板達に何か聞いたような…
どの道、魂を封印するような術のある世界なのだ。影分身も便利だが、相応のリスクが存在する。もし影分身を変質させられたら、影分身を解いて還元された本体まで影響を得てしまう。これは結構おっかない事実であり、殆どの術は無効化されるとは言え二対一の状況下では油断は出来ない。クロックマスターで過程を飛ばして十拳剣の攻撃を当てたとしても、相打ち覚悟で相手の十拳剣を食らってしまうかも知らない。ならば此処は『桜守姫』で慎重に行くべきか…
左目の万華鏡写輪眼が反転すると同時にスサノオが解除される代わりに右目に宿ったタケミカヅチの能力で雷を纏う。
相手にはスサノオが雷化したように見えたかもしれないが、これはスサノオとは別物だ。タケミカヅチを人型でスサノオのように纏って見せてはいるが、攻撃力はともかく防御力では数段劣る。
ならばとイタチの左目の万華鏡写輪眼が煌くが、同じ理由で月読もキャンセルされる為に効果が無い。それと同時に後ろの長門が両手を突き出し何かの術を行使するがやはり効果が無い。
桜守姫で見るとどうやら引力を操り俺を引っ張る瞳術のようだ。
先ず分断の後、片方を行動不能まで追い込んでからもう一人を先に封印するのがベストかな…時間が有れば紋章を発動して輝力を練っておきたかったが…くそ、慢心から来る油断だ。
対峙するイタチのスサノオと俺のタケミカヅチ。
先に動いたのはイタチだ。地面を蹴るとスサノオを纏ったまま此方へと駆けて来る。
さて、反省も済んだ。ここには他の忍も居ない。忍術にこだわる必要も無いではないか。
「ソルっ!」
『リストレクトロック』
バインドを行使してイタチのスサノオの動きを止めると、タケミカヅチの持つフツノミタマを振りかぶる。
しかし、攻撃を当てる事は叶わず。新たに口寄せされた巨大な犬の怪物が俺に襲い掛かり目標をそちらへと変えフツノミタマを振り下ろした。
「ぎゃうっ」
切裂くと同時に刀身に集めたプラズマが開放されその巨体を焼き尽くす。
ドシンと地面に倒れたそれはすでに黒く炭化したなにかだった。
抜けないバインドから抜け出そうと、イタチは一端スサノオを引っ込めるが、それを見逃すヘマはしない…と言いたかったのだが…
「天道・万象天引」
返す刀で切りつけたフツノミタマは長門の引っ張る力、「天道」と言うらしいそれでイタチは引っ張られ剣筋からそれ空振った。
「火遁・豪火球の術」
さ
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