番外 NARUTO編 その2
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れている仮面の男へと向ける。
「生き残りが居たのだろう。あれほどまでに精密にスサノオを扱えるとなると相当なレベルの瞳術を秘めているな」
どうでもよさそうにマダラは答えた。
「アイツらはまだ使えん。そっちで何とかしろ。俺も少し動く」
「簡単に言ってくれますね。ここで彼らを使いたくは無かったのですが…まぁ面白い余興になりそうですし良いでしょう。うちはの力を存分に見せ付けてやりましょう」
カブトはニヤリと蛇のように笑う。ソレを見てマダラも姿を戦場へと消した。
◇
「クゥ、ユニゾン・イン」
「なぅっ!」
クゥと融合すると、尻尾が一本から二本へと増えている以外は若干2Pカラーになった程度だ。
バリアジャケットは速度重視で籠手と具足、局部の胸充程度に着込み、ソルを右手に持つとそのまま飛行魔法を使い空を駆ける。
ソラと合流しようと急いで飛んでいると、前方に巨大な鳥に乗った二人に道を遮られた。
俺は油断無く、一撃で仕留めようとスサノオの右手を現し、陰で隠して纏うとそのまま接近。十拳剣を突き刺し、封印しようとした時、何者かの大きな腕で弾かれ体勢を崩した俺は相手諸共地面へと投げ出された。
クルクルと制御を取り戻し着地すると、相手の一人は鳥から降り立ち俺の前へと立ちふさがり、もう一人は後ろに控える。
あれはスサノオっ!?
「スサノオを使うか…貴様はうちは一族なのか…?」
「誰だ?」
「自己紹介くらいは良いだろう。俺はうちはイタチ、後ろのは長門だ」
どちらも眼を見る限り穢土転生で呼ばれた死者だ。
「そして俺も問おう。誰だ、と」
「俺は…」
と答えようとした時、イタチは操られるように印を組みチャクラを練り上げると火球を吐き出す。
「火遁・豪火球の術」
俺はそれをスサノオの左手を現し、その手に持ったヤタノカバミで受け止めたために無傷だ。…まぁ本当は昔の杵柄で受け止めるまでも無かったのだが。
「俺は神咲アオだった者だ…母親の名前はうちはチカゲと言う」
「なるほど…チカゲさんの息子か。…どうりで強い…」
納得したように話すイタチだが、体は依然操られたままだ。
「気をつけろ…俺の万華鏡写輪眼は…」
その言葉を最後にイタチは完全に操られてしまったようだ。イタチの写輪眼の形が変わり、その右目から血涙が流れ落ちると、俺の体から黒い炎が燃え上がる。
なるほど…これが天照か。…発動が速い。流石に瞳術由来の技はもろもろの工程を二段とばしくらいで完了させる。
それにこれは高威力の技であろう。魔術師基準で測ればおそらくAランクほどの攻撃になるだろう。
…だが、昔取った抗魔力Aの効果でAランク以下はキャンセルされる。防御するま
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