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【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな秘密任務は想像以上にキツイ
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ゃえ大作戦」!!素晴らしいネーミングだ。・・・・・・さて、各々事情は把握したかね?・・・したようだな!ベネ!

小便は済ませたか?神様にお祈りは?IS学園の指導室の隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?ではいざ!いざいざいざいざいざッ!!




「学園よ!私は帰ってきたぁぁぁーーーーッッ!!!」
「かえってきたー!」
「きたー!」
「だー!」

うむ、皆の衆乗りが良くて校長先生とっても嬉しいでっせ。



「凄い人数だなぁ・・・アリス、ちゃんと能力抑制できてる?」
「うん、”ホルス”はちゃんと手伝ってくれてるよ?」
「そっか・・・ならいいか」

アリスはESP能力者・・・つまり超能力者なんだ。ISを使って自分の鋭敏になりすぎた感覚を遮断しておかないと読心のリーディング抑制が効かなくなって感情の波に呑み込まれてしまう。だから大丈夫と分かっててもついつい聞いちゃうのよね、この言葉。電話でもしもしを必要ないのに付けるみたいな感じ?

「私はウェージのそういう所、好きだよ?」
「オウフ・・・その笑顔はあかんで」

金髪美女の無垢で眩いスマイル。これで落ちない男はいないね。私でさえ落ちそうになるし。
と、周囲に興味津々の二人が同時に気になった屋台を指さしだした。

「ありすー。あれなーに?」
「なーに?」
「あれ?ウェージ、あれなーに?」
「ん?あの屋台は揚げタコだねぇ。とろりとしてアツアツの生地の中に歯ごたえのあるタコが入ってて、それに甘辛いソースをかけて食べるんだぁよ」

トッピングはねぎと青のりと鰹節とマヨネーズの中から好きに選べるんか。ねぎはお口臭くなるから今回はやめとこう。青のりも歯にくっつくと面倒だからなし。私が若い頃はたこ焼きが主流だったんだけど、時代の流れで揚げタコの方が主流になりつつあるね。ジェネレーションギャップ!!

「おうねーちゃん。揚げタコ3パックくれや。その保温棚に入ってるやつ。トッピングはマヨと鰹で!」
「まいどー!600円になりますぅ!」

ポペッと電子マネーでお支払。学園祭の出し物まで電子マネーでお支払とは恐るべし日本。

「案ずるより食べるが易し!あっちの休憩所で摘まもうかね!」
「たべるー!」
「いいにおいー!」

うんうん、汐と焔は可愛いなぁ。ここ何日かで1歳児程度から3歳児程度まで知能が上がったような気がするよ。そんなことをしている中、アリスの様子がちょっとおかしい。これは何か怪しい奴発見したな。

「誰?」
「後ろ11メートル、パンフレットの地図見てるふりしてるけど亡霊の末端」
「あれま、さっそくか。更識にコールかけとくよ」

・・・つくづく敵に回したくない子だ。彼女に隠し事は何の意味も持たない。読みたいことをスルス
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