大狩流派祭本選
2学期期末試験。
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んなに疲れている?」
それはもちろん無理をして教えていたからだよ。
でもそれはいいわけにしかならないだろう。
「自分の未熟さを感じたからかな。」
「未熟さ、か・・・。」
「それじゃあ私は休憩させて下さい。」
もう無理。
起きてられない。
短時間でこんなに頭を使ったのは始めてかもしれないよ・・・。
「わかったよ。ゆっくり休め。」
私はお姉ちゃんの許可が出たからベットに飛び込みそのまま熟睡した。
「さて。今から教えるがここまでは勉強したな。」
「「「「「「「「「はい。」」」」」」」」」
「それではここから教える。質問があるときは手をあげろ。いいな。」
「「「「「「「「「わかりました。」」」」」」」」」
それから私以外はお姉ちゃんの指導のもと勉学に励んだ。
それは寝ている私も分かることだった。
お姉ちゃんは人に物事を教えるのがうまい。
それは戦車道や勉強。
さらには運動を含まれる。
ある意味、完璧な人間だと思う。
そして私が知らないうちにお姉ちゃんは今回のテスト範囲ではないところまで進めていた。
それはいいことなのかは私には分からなかった。
そして私たちはテストを迎えた。
私は自分自身で勉強したからそこそこ自信があった。
学習要領変更の科目以外は本当に簡単だった。
問題があったのは学習要領が変更された科学と数学だった。
分かるには分かるのだが問題を解いていると少しずつ不安になっていった。
私にも試験で不安になることがあるのか〜。
と感じた。
しかし問題はすらすら解けていく。
奇妙な感じだった。
そして答案返却が怖く感じた。
「この前のテストの結果を配るぞ。成績の高い順に渡すからな。先ずは大狩。」
「はい。」
私は自信をもって試験の結果を取りに行くことができた。
答案を返却されて安心できるものだったからだ。
全科目合計は1200点。
つまり全てが100点だったのです。
「よく頑張った。」
「ありがといございます。」
当然のことながら学年主席である。
そして絵里達が私の次に呼ばれていた。
白河勢はやればできるのだと私は思ったのであった。
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