転生
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どうも、神様に転生させられたローだ。転生から十五年の月日が流れた。今はヴァチカンでエクソシストをしている。俺は捨て子だったらしく教会に引き取られ聖剣使いの才能があることが分かり今はエクソシストをしている。まぁ、ローの野太刀はまだ手に入っていないため普通の剣を使っている。
「おい、鬼ごっこは終わりか?」
「く、クソっ!なんだってんだよテメェは!?」
俺は今はぐれ悪魔を狩っている。名前ははぐれ悪魔ファリオン。主を殺してそのままはぐれになったそうだ。弱いことこの上ないのだが………本当に主を殺したのか?
「お前弱いな……お前程度に殺されるとは上級悪魔も大したことはないな」
「あんまり俺様をなめるんじゃねぇ!!」
そう言って伸びた爪で俺を引き裂こうとするのだが無駄だ。
「ROOM」
引き裂かれる前にサークルが俺とファリンを包む。
「っ!?」
「遅せぇ」
ファリンは本能が危険と叫んだのか逃げようとするがその前に俺の野太刀がヤツの腕を切り裂く。
「なんだこりゃ!?なんで離れているのに切られるんだよ!?」
「お前はもう終わりだ」
そう言って俺はファリンはバラバラにする。そして生きてはいるがどうすることも出来ないファリンの体をあらぬ方へ繋げていく。
ファリンの両足は本来両腕のある場所へ。両腕は逆に足の付け根にくっついている。
「なんなんだよその能力は!?神器か!?」
「残念。これは天然ものだ」
そう言って俺は立つこともできないファリンに向かって剣を振り下ろした。
「終わったぞ」
「ご苦労様。今日はゆっくり休んでください」
俺の上司であるカレンは微笑みながら労いの言葉をかける。
「別に大したことじゃない。それよりゼノヴィアとイリナはどうした?今日は突っかかってこなかったが」
「彼女たちなら違う任務についています」
ゼノヴィアとイリナは俺と同い年のエクソシストだ。まぁ俺は神なんてモンは転生させた神以外あ特に興味もないので信仰が無いに等しいのだ。それが気に入らないのかあの二人はしょっちゅう俺に突っかかってくる。まぁ、いつもボコボコにしているのだが………
「そうか、なら帰ってくる前に俺は帰らせてもらうぞ」
「はい。あっ、ちょっと待ってください」
「なんだ」
「ミカエル様があなたとお話がしたいそうです」
「なに?」
ミカエルだと?本物の天使であり『神の如き者』と呼ばれるほど強き力を持った熾天使だ。そんなヤツが
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