暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百二十話:ケジメを付けるということ
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や。化け物とか呼んでた相手に、意識はあるのに動けなくて逃げられない状態で、至近距離で威嚇されるとか。すごい、怖いと思うから。調子に乗って色々言う割に気が小さそうだから、魔物に囲まれるとかそういうのも。もう放っといても死にそうなくらい、ボッコボコだし。……もう、やめてあげて」
「ガウウ!?ガウ、ガルルルル!!」
『え、そんなに怖いの!?うん、ならやっぱり、もう少し!二度とこんなことしないように、いっぱい怖がらせておくの!!』
「モモちゃんがそう言うなら、おいらだって協力しないわけにいかないよね!」
「ピキー!!」
『スラリン!!おこる!!』
「いや、もう……十分だと思うから……もう、行こう……?」



 興奮冷めやらぬモフモフと小動物たちをなんとか宥めて、理不尽お兄さんに薬草を供えてその場に放置して、また少し歩いたところで。



「……ドーラさん!」

 また、声がかかります。

 聞き覚えのある声に嫌な予感を覚えつつ振り返る私、舌打ちするヘンリー。

「……カールさん」

 うん、絶対に来るとは思ってた。
 でもだからって、本当に来なくてもいいのに。

 さっきの今なので、もう惨劇の予感しかしないのに。
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