魔法先生ネギま!
0461話
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なる事やら。
「平行世界って言っても、飼っている動物は普通でござるな」
「あぁ、長瀬もそう思ったか。私も変な動物が出て来るかと警戒していたんだが」
長瀬と長谷川の言葉に思わず苦笑を浮かべる。
「この家畜を買ってきたのは平行世界の中でもSEED世界という世界だしな。そこはこの後行く予定だが、普通の地球だから、魔法世界のようなモンスターの類はいない。それよりネギ、パンドラの箱を」
「うん」
さすがに緊張した様子で、手に持っていたパンドラの箱へと魔力を流して起動させてから地面へと置く。そしてそのまま30秒程見ていると……
「成功……です」
思わず、といった様子で薄く光っているパンドラの箱を見ながら呟くネギ。
そう、地面に置かれたパンドラの箱は無事に魔力を吸収し始めたのだ。
だがその様子を嬉しそうに見ていたネギが、やがて不思議そうに顔を傾げる。
「どうした?」
「あ、うん。予想よりも魔力の収集が進んでないみたいなんだ。本来ならこの程度の大きさのパンドラの箱だと1分もしないうちに限界になる筈なのに……」
確かにネギの言葉通りにまだパンドラの箱は発光しており、魔力を吸収しているというのを示している。その言葉に数秒程考え……すぐに納得する。
「そりゃあれだ。所詮ここには自然があるとは言っても人工物だからな。魔力量はそれ程多くないんだろう」
俺の言葉に納得したように頷くネギだった。
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