第45話 修学旅行−3日目−その5
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うのかわからなかったのだ。
実際、復活したのがスクナなのかは自信がない。
別の荒御魂だという可能性もあるんだ。
言わば推定スクナというところか。
なんにせよ、オレ達がやるのはネギの魔力を利用したやんちゃを止めることだ。
ここに至っては強硬派の襲撃の可能性も低いので、旅館の守りは魔法先生方に任せて良いだろう。
瀬流彦先生に事情−−−中部魔術協会から推定スクナの鎮圧指令が来たことにした−−−を話し、オレ・長瀬・龍宮・古を先遣隊に、後詰め−−−フェイトと接敵後転移−−−にエヴァと茶々丸、魔法先生に秘密裏に転移するカタチで木乃香と千雨、の8人で鎮圧に向かう。
神楽坂?
うるさそうなので放置しましたが?
桜咲?
道に迷っているのか未だに旅館に到着していないので放置ですよ。
☆ ★ ☆
方角的にはフェイトと2戦目をした方向だったので、そこまで3人を連れて転移。その場で木乃香の転移魔法で来た木乃香と千雨と合流。
木乃香と千雨という荒事に向いてなさそうな2人が来たことに3人がぶうぶう言うが適当に説明して、オレが長瀬を、木乃香が龍宮を、千雨が古を抱えて飛行魔法で一気に飛んで行く。
認識阻害をかけながらかなり上空を飛んで行き、途中下に小太郎や月詠が見えたがスルーして推定スクナに向かう。
現場に到着すると上空を監視していたフェイトの使い魔らしき悪魔に見つかる。
木乃香の魔法で一掃しつつ、現場というか魔法の儀式場に着陸。
と同時にエヴァに合図を送り、エヴァと茶々丸が影から登場。
そう言えば初日に木乃香を誘拐した人もいたなぁ。
蕩々と話す誘拐した人こと、天ヶ崎千草さん。
曰く、リョウメンスクナノカミ。
曰く、飛騨の大鬼神。
曰く、魔法世界で殺された両親の敵の魔法使いの粛正。 曰く、曰く、曰く、………。
思いはわかるし、ある意味貴女のおかげでクーデターは成功しましたよ〜、なのでもう矛を収めましょうと話しても聞いてくれない。
いや、確かに強大な荒御魂には違わないが、長年の封印のおかげか、開封の儀式が中途半端なのか、巨大なだけで中はスカスカな感じだ。
このスクナで魔法使いを粛正とかあり得ないレベルだ。
そういや、原作だと生贄の魔力は木乃香の強大な魔力だったなぁ、とホロリ。
ちなみに視界の隅では、ハイスピードでやり合っているフェイトとエヴァンジェリン。巨大なスクナに呆けてる長瀬と龍宮と古と木乃香と千雨、自然体で待っている茶々丸がいる。
「(木乃香、被害が大きくならないうちになるべく大きな封時結界を)」
「(わ、わかったぇ)」
魔力が一
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