第124話
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しない。
それは何故か?
理由は麻生にも分からない。
ただ上条がユミナを守る為に戦うのは目に見えていた。
だからこそ、麻生は決めたのだ。
上条が前に出て来た時は、能力を使うことなく倒すと。
誰に言われた訳でもなく、自分でそう決めたのだ。
(自分から面倒な事にするなんて、俺は馬鹿だな。)
本当に馬鹿な事をしている、と自分に呆れる。
理由は分からない。
けど、こうしないといけないと麻生は思った。
じゃないと、後悔すると。
麻生も拳を握り、構えをとる。
「ユミナを助けるのなら、俺を倒すんだな。」
「言われなくてもそのつもりだ!」
麻生の言葉と同時に、上条は麻生に向かって走り出した。
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