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とある星の力を使いし者
第123話
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投げてこないだろう。
そうなれば、とにかく捕まらなければ大丈夫だろう。
上条達は路地裏を出た時だった。
そこには信じられない光景が広がっていた。

「誰もいない?」

そう、誰もいないのだ。
周りの家や店の電気は一切ついてない。
街灯だけが、辺りを照らしていた。
大通りには人一人おろか、動物一匹の姿も見えない。
今の時間帯、この大通りでは人を見かけない事はないはずだ。
それなのに、人一人いない。
上条達がこの光景を見て、驚きの表情を浮かべている時だった。

「鬼ごっこはもう終わりか?」

絶望に等しい声が後ろから聞こえた。
上条達はゆっくりと振り返る。
そこに、剣を左手で持ちながら、こちらに向かって歩いて来ている麻生の姿が見えた。
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