魔法先生ネギま!
0460話
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をしていると、連合軍の兵士が運転しているエレカがやってくる。
「さぁ、話はエレカに乗ってからにしましょう。早速ですが譲渡予定の艦船がある場所へとご案内します」
サニーに案内されてエレカに乗ってダイダロス基地内の通路を移動する。
とは言っても俺が降り立った場所も格納庫であり、向かう先も格納庫だ。ただ宇宙艦が停泊しているのが6隻という事もあってかなり広い格納庫なのだが。
エレカで10分程移動すると、やがてその巨大な格納庫へと辿り着く。
「さて、アクセル殿。この6隻でよろしいですな?」
「こちらの注文通り武装に関しては……」
「連合軍の方は間違い無く取り外しております。使用可能なのはイーゲルシュテルン程度となっております」
「ザフトの方も同じく。ローラシア級、ナスカ級共にCIWSのみとなっています」
「助かる」
2人に礼を言い、エレカから降りてまずは一番近くにあるマルセイユV世級の装甲へと触れる。
「収納」
その言葉と共に、つい今まで目の前にあった連合軍の旧式の輸送艦はトリニティゲインの時と同様にその姿を消したのだった。
『おおおおおおお』
格納庫にいた連合軍、ザフト両方から驚きの声が上がるのを聞きながら残り2隻のマルセイユV世級、コーネリアス級、ローラシア級の順番に空間倉庫へと収納していく。さすがにこうも立て続けに宇宙艦が姿を消していくと驚きも麻痺するのか、次第に驚きの声も小さくなっていったが。
そして最後の一隻であるナスカ級へと手を触れ……。
「収納」
そう呟くが、何故かナスカ級はそのまま格納庫へと残ったままであり空間倉庫に収納されていない。
……何だ? まさか空間倉庫内が一杯になったとか? いや、まさか。何しろジェネシス数個分の大きさを持つホワイトスターですら収納出来たのだから、まだまだ余裕がある筈だ。
「アクセル殿? どうしましたか?」
サニーがそのふくよかな顔付きで不思議そうにこちらへと視線を向けており、その隣ではパルーデもまた同様の視線をこちらへと送っている。
……待て。そのパルーデを見て、再度ナスカ級へと視線を向ける。確か空間倉庫に収納出来るのは生き物以外だ。つまり、このナスカ級の中に何らかの生き物が乗っていた場合は収納出来無い。
「……パルーデ」
「はい、なんでしょう?」
そう声を返してくるパルーデには不審な点はない。つまりは無関係、か?
「いや、どうやら無関係らしいな。サニー、悪いが兵士を用意してくれ」
「は? はぁ、それは構いませんが……何人くらいでしょう?」
「30……いや、50人程度いれば十分だろう。武器も完全装備でな」
「……アクセル殿? 私達の譲渡するナスカ級に何か不審な点でも?」
ここに至
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