暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0460話
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言葉に小さく首を振る。

「その辺に関しては問題無い。ちょっと見ててくれ」

 そう断り、連合軍の軍人やプラントからローラシア級を運んできたザフトの姿もある。
 今回用意されているのは、あくまでも譲渡される艦船の第一陣。連合軍からは旧型のマルセイユV世級が3隻に、現役のコーネリアス級が1隻。ザフトからはローラシア級が1隻にナスカ級が1隻の合計6隻だ。それだけの宇宙艦を譲渡するというのに、確かにそれを動かす為の人員がいないというのは不思議に思われるのはしょうがない。
 周囲にいる連中の視線を受けつつ、無重力状態の中を移動してトリニティゲインの足へと接触し……

「収納」

 その一言で、つい一瞬前まで確かにそこに存在していた筈の40mを越える特機がまるで幻だったかのように消え去る。

「こ、これは……」

 唖然としているサニーや周囲の兵士達の様子に笑みを浮かべつつ口を開く。

「空間倉庫と言われる、俺の持っている特殊能力の1つだ。これがあれば戦艦だろうがMSだろうが戦車だろうが問題無く個人で持ち運び出来る訳だ」

 ……生きている人間は収納出来無いので持ち運びは出来ても戦艦の利用は出来ないんだがな。

「なんともはやまぁ……見事としか言いようがありませんな」
「理解して貰えたところで、早速案内してもらえるか?」
「は、はい。只今。おい、車を回せ」

 サニーの言葉に従い基地内で使われているエレカが回される。
 この辺はホワイトスターと変わらないよな。まぁ、ホワイトスターで使われているのはエレカではなく、空中を飛ぶエアカーだが。
 そしてエレカが来るのを待っていると、ザフトの中から1人こっちへと近付いてくる人影が視界に入る。パイロットスーツが白いという事は、隊長格だな。

「失礼します。今回ザフトから譲渡されるローラシア級とナスカ級を運んで来たザフトの代表を務めているパルーデ・アッセといいいます」

 ザフト式の敬礼をして来るパルーデに小さく頷く。

「こっちの無茶な要求に応えて貰って感謝する」
「いえ、ザフトとしてもユニウス条約で規定された以上の戦力をこのまま民間に払い下げをするよりは……という意見が大半でしたので」

 連合軍にしろプラントにしろ、ユニウス条約で持てる戦力の上限が決められた事によりそれ以外の戦力は廃棄しなければいけなくなった。もちろんただ廃棄するのではなく民間に売り払えるような物は売り払うだろうが、戦勝国である俺達に多少安くても譲渡した方がコネ的な意味で得策だと判断しただろう。

「そうか。プラントの方は戦後どうなっている?」
「それなりに平穏な状態を保っていますね。カナーバ議長の政策が受け入れられていますし、ラクス様も後援についてますので」

 そんな風に会話
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