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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第六話「過去/SPAT」
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の位置を尋ねた。彼女の目の前には巨大な光の柱が空を突き刺している。
「うん、すぐ近くだよ!?」
「たぶんあの子たちも近くに居るんだ!あの子たちよりも早く封印して!?」
「わかった!」
レイジングハートはジュエルシードへ向け閃光を放つが。同時にもう一つの閃光と衝突し、ジュエルシードを取り合う形になった。しかし、そんな彼女の背後から、
「そうはさせん……!」
「!?」
Zセイバーを掲げてゼロが切りかかって来たのだ。
「紅いロックマン!?」
タケルが居ない今、なのはは封印以外は無防備であった。しかし、
「エックスバスター!」
「!?」
突如、斬りかかって来たゼロに数発のチャージショットが放たれた。
「チッ……!」
ゼロはなのはから距離を取ってそのバスターをギリギリのところで回避する。
「タケル君!」
間一髪のところでタケルが来てくれたので助かった。
「遅れてごめん!なのは、この子は僕に任せて君は早くジュエルシードを!?」
「う、うん!……リリカルマジカル…!」なのは
「ジュエルシード、シリアル19!」フェイト
「封…」なのは
「印!」フェイト
レイジングハートとバルディッシュは主の台詞に寄って光を放ち、激しく衝突しあうが、ジュエルシードに届いた光は同時、光が消えてジュエルシードは誰の手にも渡らず宙へ浮かんだままだった。
「ご、互角!?」
戦闘中、僕とゼロは宙に浮かぶジュエルシードを目に戦い合う体が止まり、それを見つめた。なのはもまたそれを見つめて何かを思った。昔の過去である。自分がアリサとすずかに出会ったあの頃の記憶……
そして、タケルもその光景を目に何かを思った……
「……母さん」

「お母さん、どうして僕を見て泣くの?」
幼いころ、彼は自宅で自分を見つめては涙する母親を見つめていた。母親は彼を見ては何時も涙を流している。その出来事は半年前にさかのぼる……
「囚人とはいえ生身の人間を強化アーマーの実験台にしたことで死なせてしまった……私のせいだ!」
そして、毎晩食卓で両親が悔しがりながら言い合っていた。
「仕方ないわ?主任が強制的に実行に移したのだもの、あなたに責任は無いわ?」
「だが、あの引き金を引いたのは私の指だ……もう、これ以上のこのプロジェクトは行えない……なのに主任はっ!」
「……生身の人間のDNAにバイオ技術を組み合わせて超人に改造させる次の新プロジェクト、これも残忍な実験ね」
「それも実験対象は子供だっていうじゃないか!?主任は正気なのか……?」
彼らの主任は政府とつながりがあり、どのような実験を行おうとも繋がった政府に寄って自分だけは逃げのびることはできなのである。
「実験対象者は体に障害をもった未成年。動脈にバイオDNAを注入させて超人化させる。暴走に備えて起爆ベルトを
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