暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 真魂の鼠
第九話 『悪鬼邪神の村』
[8/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
氷を作り出す人間なんかいたか?」

グ「ごちゃごちゃうるせぇんだよっ!!アイスメイク、円盤(ソーサー)ッ!!」

ナ「火竜の・・・鉤爪ッ!!」

俺とグレイが同時に攻撃しても、『邪神』はあっさりかわす。

邪「ハハハ。貴様等の炎や氷を繰り出す仕組みは分からないが、強さは期待するほどでもないな。ハハハハハ。」

『邪神』が勝利を勝ち誇ったように高らかに笑う。俺とグレイはニィッと口角を上げると、

グ「油断は禁物だぜ。」

邪「何?」

ナ「ハッピーッ!!」

ハ「あいさーーーっ!!」

邪「ぬぉっ!!今度は空飛ぶ猫だとっ!?」

村全「おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」

俺とグレイの攻撃はハッピーが『邪封瓶』を持って『邪神』の後ろにこっそり周るのを気づかれないようにする為の目晦ましと、ハッピーが『邪神』の後ろに周る時間を稼ぐ為の時間稼ぎだったって訳だ。ハッピーが『邪封瓶』の蓋を開けて『邪封瓶』の口を『邪神』に向ける。すると、渦を書くように強風がココナッツ村に吹き荒れる。

村6「うわわわわわわわわ・・・」

シ「な、何とゆう威力・・・」

ホ「す、すげぇ〜、あいつ等。」

後ろの方からホーリーの声が聞こえた。風が更に強く吹き荒れる。

ナ「うぉぉぉ・・・!!」

グ「くっ・・・!」

リ「ぬぅぅぅ・・・!」

目を開けるのもやっとだ。

ハ「うぬぬぬぬぬ・・・!!」

邪「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

『邪神』がどんどん『邪封瓶』に吸い込まれていく。そして、シュポンッ!!と『邪神』が完全に『邪封瓶』の中に吸い込まれた。

ハ「うわぁぁぁぁぁっ!!」

ハッピーがその反動で回転しながら宙に吹っ飛ばされる。吹っ飛ばされながらも、ハッピーは『邪封瓶』の蓋をきつく閉める。

ナ「『邪神』を、封じ込めたぞーーーーーっ!!!」

ナ以外「オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」

すると、俺たちの背後に人が三人横に並んで通れるくらいの夜空のように光り輝くバカデカイ門が現れた。

「空想の世界(フェンタジーワールド)の出口、『終わりの門』です。」

ナ「これが、『終わりの門』・・・」

リ「三つの試練を全て達成(クリア)したから現れたんです。」

ココナッツ村の人たちはいきなり現れたバカデカイ門に驚いて言葉を失い、門の美しさに見惚れていた。

リ「RFG(リアルファンタジーゲーム)『悪鬼邪神の村』はこれにて終了(フィナーレ)です。『終わりの門』を潜って元の世界にお戻り下さい。本日はRFG(リアルファンタジーゲーム)『悪鬼邪神の村』に挑戦(チャレンジ)していただきありがとうございましたっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ