暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―幻魔激戦―
[3/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ター一体を、墓地の同じレベルのモンスターと入れ替える! 俺はブースト・ウォリアーをリリースし、墓地の《チューニング・サポーター》を特殊召喚!」

チューニング・サポーター
ATK100
DEF300

 中華鍋を逆に被ったような機械が、ブースト・ウォリアーと交換されてフィールドに出る。
《ミスティック・バイパー》によりドローし、通常魔法《発掘作業》により墓地に送られていたカードだ。

「お前がモンスターを召喚したことにより、《幻魔トークン》を守備表示特殊召喚する」

 ただの壁モンスターが影丸理事長に現れるが、今からやろうとしていることにはまったく問題ない。

「更に通常魔法《機械複製術》を発動し、チューニング・サポーターを増殖させ、チューナーモンスター、《ドリル・シンクロン》を通常召喚!」

ドリル・シンクロン
ATK800
DEF300

 その名の通り、ドリルがいくつもついた《シンクロン》が現れ、チューナーと非チューナーがいるためシンクロ召喚の準備が完了する。

「レベル3のドリル・シンクロンと、レベル1のチューニング・サポーター三体をチューニング!」

 合計レベルは6。
ドリル・シンクロンが自らのドリルを高速で回転させ、三つの輪となってチューニング・サポーターたちがその輪を通る。

「集いし力が大地を貫く槍となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 砕け、《ドリル・ウォリアー》!」

ドリル・ウォリアー
ATK2400
DEF2000

 強大なドリルを持つ、茶色の機械戦士がフィールドに降り立つ。
加えて、チューニング・サポーターの効果が発動する。

「チューニング・サポーターは、シンクロ素材となった時に一枚ドローする! 三体シンクロ素材にした為三枚ドロー!」

 デッキから三枚ドローし、目当てのカードを引いた為にそのままデュエルディスクに差し込む。

「速攻魔法、《サイクロン》! 失楽園を破壊する!」

 デュエルディスクから放たれた旋風が、フィールドを覆う死の楽園を破壊する。

「ぬうう……!」

 毎ターン三枚ドローという、強力なドローソースを失った影丸理事長が苦い顔をする。

 それに、三幻魔は確かに強大なモンスターだが、突破する手段は存在する。
例えば――倒さなければいいのだ。

「ドリル・ウォリアーは攻撃力を半分にすることにより、相手プレイヤーにダイレクトアタックが出来る! ドリル・シュート!」


 ドリル・ウォリアーは、三幻魔を抜いて影丸理事長に迫りドリルを放つ。

「ぐうッ!」

影丸LP2100→900

 いくら三幻魔が強力であろうと、ダイレクトアタックが出来れば意味は無い。
加えて、ドリル・ウォリアーは破壊出
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ