魔法先生ネギま!
0459話
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たんですか? さっきの巨大ロボットは一体?」
「ちょっと火星にな。テラフォーミング用に調整されたメギロートの第一弾を放ってきた」
その言葉に唖然とした表情を浮かべる葉加瀬。
「え? だって……この短期間で火星まで行って帰ってきたんですか?」
「まぁ、シャドウミラーは平行世界間を渡り歩く組織だからな。特に葉加瀬がさっき見たトリニティゲインに組み込まれているアギュイエウスに関して言えば地球から火星まで10分と掛からずに移動可能な訳だ。で、そのアギュイエウスはホワイトスターに設置してあるリュケイオスとリンクしているからどこからでもこのホワイトスター内に転移出来る。つまり帰りの時間に関してはほぼ0な訳だ」
「す、凄い、凄い、凄いです! 火星と地球の間をほぼタイムロス無しで移動出来るなんて!」
「いや、だからタイムロス無しなのは帰りに……しかもこのホワイトスターに戻って来る時限定なんだがな」
「それでも火星に到着するまで10分とか。その辺のコンビニ感覚じゃないですか! ……あれ? でもじゃあ、何で魔力タンクを運ぶ為に宇宙艦が必要なんですか? 技術班の人やレモンさん、マリューさんから聞いた話だと結構な数を集めているんですよね?」
俺と話していてその辺が疑問に思ったのか、尋ねてくる葉加瀬。
「さすがに俺1人に魔力タンクを運ばせる役を任せると言うのは危険だろう。そうそう無いとは思うが、俺が麻帆良に転移させられたように行方不明になったりしたら魔法世界の崩壊を止める事が出来なくなる」
「あぁ、なるほど。確かにそう考えればアクセル君1人に頼るのは危険かもしれませんね。ちょっと転移装置というのに驚いて興奮してしまいました」
あははー、とばかりに笑って誤魔化す葉加瀬に苦笑を浮かべつつ気になっていた事を尋ねる。
「それで、グレートグランドマスターキーを新型機に使う為の技術的問題はどうなっている?」
「その辺に関しては、技術班の皆さんやレモンさん、マリューさんに対して超さんから教えて貰った技術を講義しています。……とは言っても、どちらかと言えば私の方が皆さんから教えて貰ってる方が圧倒的に多いんですが……」
「それはしょうがないだろう。俺達は幾つもの大戦を経験して来たし、その際に貪欲に敵の技術を吸収してもいる。蓄積している物が違いすぎるんだよ」
「そうなんですよねぇ……麻帆良を卒業したら、本気で私もここに所属してみたくなりました」
「……まぁ、葉加瀬がそれを望むのなら俺としては歓迎するが、それでもせめて高等部を卒業してからの話だな。あやか達に関しても同じような条件を付けている訳だし」
「そですねー。……あ、そう言えばアクセル君の新型機、T-LINKフレームの方は目処が付いたとかで近い内に骨組みを開始するそうですよ」
「ほう、
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