暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep6遥々来たよ海鳴温泉〜Enjoy it〜
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ないかもしれない」
だから、もう関わってくるな、次はない、と警告する。
「名前・・・あなたの名前は!?」
「・・・フェイト。フェイト・テスタロッサ」
「あの、私は・・・」
聞きたくない。あの子の名前を知ってしまうと、何故か必ず再会してしまうような気がしたから。だから最後まで聞かずにこの場を去った。
†††Sideフェイト⇒なのは†††
「・・・なのは」
ユーノ君は沈んだ声で私の名前を呼んだ。私は振り返って「ごめんね、ユーノ君。ジュエルシード・・・取られちゃった」と謝る。
「ううん、なのはが無事ならそれでいいよ」
「それに謝るなら私の方、ごめんなさい」
私たちは、フェイトちゃんとゼフィちゃんの前ではまだ弱かったんだ。
「もうこの件から引けって言われたけど・・・どうするなのは?」
「・・・諦めないよ。まだちゃんとお話していないから」
私はシャルちゃんにハッキリとそう告げた。少しだけ垣間見た、フェイトちゃんの綺麗な赤い瞳の中に揺らぐ感情。優しさ。寂しさ。いろいろな複雑な感情を見たと思う。お話ししたい。きっとだけど、フェイトちゃんとは分かり合えると思うから。
・―・―・シャル先生の魔術講座・―・―・
シャル
「また来たの? 物好きね。でもようこそ、第2回シャル先生の魔術講座へ。
シャル先生ことシャルロッテ・フライハイトよ。よろしく」
なのは
「助手の高町なのはだよ♪」
ユーノ
「えーっと、生徒らしいユーノ・スクライアです。あの、シャル? なのはが助手なのに、どうして僕は生徒なの?」
シャル
「あなたは助手と言うより、生徒と言った立ち位置がベストだと思ったのだけれど。なのはは学ぶつもりがないどころか常に頭の上に?マークを浮かべているしね」
なのは
「サラっと“馬鹿”って言われた気がする!?」
シャル
「気のせいよ。ユーノは学ぶ姿勢があるから生徒という立ち位置ということよ。なのはは邪魔にならないように助手ということね。あ、そこ、ちょっと邪魔ね。こっち来て」
なのは
「ひどい! 何がひどいかって、何の躊躇もなく邪魔って言った!!(大泣)」
ユーノ
「ちょっとシャル! さすがに言い過ぎだよっ!」
シャル
「まさか泣くほどだなんて・・・。ごめんなさい、なのは。邪魔じゃないからこっちに来なさい。ほら、よしよし良い子良い子?」
ナデナデ♪
なのは
「あぅ〜、なんか駄々をこねる小さな子供をあやすみたいにされてる?」
シャル
「それも気のせいよ。さて。これ以上脱線するわけにはいかないわね。それじゃあ今回使用された魔術は1つ。その魔術を紹介するわ。
――|氷牙凍羽刃《アイス・ツァプフェ
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