暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep6遥々来たよ海鳴温泉〜Enjoy it〜
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フはどうしたんだ? 姿が見えないが・・・」

そう、アルフが居ない。フェイトを1人にするわけがない彼女が、だ。

「あ、アルフはもう少し入ってるって言ってたよ。温泉がすごく気に入ったみたい。そういう私もとても気に入ったんだけどね」

フェイトが嬉しそうに話す。ああ、来てよかった。グッジョブ、アルフ!というか、主であるフェイトより温泉優先って・・・それってどうなんだ使い魔?

†††Sideルシリオン⇒なのは†††

夜、“ジュエルシード”の発動を感じた私とユーノ君とシャルちゃんは、その場へと全力で走っていた。そして辿り着いた時にはすでに、“ジュエルシード”を封印し終えていた黒い女の子が私たちの前に姿を見せた。

「いらっしゃい。ちょっと遅刻では?」

それにゼフィちゃん、それと初めて見る知らない女の人・・・と思ったら「狼さんになっちゃった!?」驚いている私に、あの狼さんは使い魔というものだと、ユーノ君が説明してくれた。使い魔っていう単語は初めて聞くんだけど、仲間だってことだけは理解できる。

「ジュエルシードをどうするつもりだ!? それはとても危険なものなんだ!」

「私たちに答える義務はないよ、ユーノ・スクライア」

ユーノ君があの子たちに“ジュエルシード”の危険性を説くけど、ゼフィちゃんがきっぱりと答える必要はないって言った。

「先に帰ってな、すぐ追いつくから。ゼフィ、ちゃんと送るように」

「無茶しないでね」

「・・・判った。私のときみたく猪みたいに突っ込まないようにね」

「うっさい! 2度とあんなヘマはしないさ!」

ゼフィちゃん達がそう会話して、「おら、行くよ!」って狼さんが飛び掛ってきた。“レイジングはハート”の柄をギュッと握り直したその時、ユーノ君が前に出て「なのは、シャル。あの子たちをお願い!」バリアを張った。

「こんなバリアくらい、すぐに噛み砕いてやるよ!」

そして狼さんがバリアに組み付いた。私はオロオロ。あの子とゼフィちゃん、そしてシャルちゃんはお互い目を逸らさないようにしていて、ユーノ君と狼さんのことを黙って見守ってる。

「させると思ってんのかいっ!」

「させてみせるさっ!」

――トランスポーター――

そしてユーノ君は、転送魔法を使って狼さんと一緒に消えてしまった。

†††Sideなのは⇒ルシリオン†††

アルフがユーノによる強制転移でどこかへと飛ばされてしまった。私の忠告を聞いていてこの失態。狼なのに猪突猛進とはこれ如何に。どこかへ飛ばされたアルフへ『はぁ。なぁ、アルフ・・・突っ込むなと言ったばかりでこれか』と念話を送る。

『う、うっさいよ! こ、これは・・・作戦さ! 厄介なサポーターを引き離すってやつさ! そっちの
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