暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep6遥々来たよ海鳴温泉〜Enjoy it〜
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から、概算で完全覚醒までの時間をはじき出す。するとアルフはニッと牙を見せながら笑みを作り、「なら決まりだね! 行こうよフェイト〜。きっと気持ち良いよ!」フェイトに言い募る。

「う、うん。そこまで言うんだったら・・・行こっか」

半ばアルフの強制で、俺たちは温泉まで行くことになった。

†††Sideルシリオン⇒ユーノ†††

『一緒に入ろう、ユーノ君。温泉入ったことないでしょ? 温泉はすごくいいよ〜☆』

なのはがそんなとんでもないことを言ってきた。でも、今回ばかりは絶対にダメだ。なぜかって? そんなの決まっているじゃないか!

(だって他の女の人も入るっていうんだから!)

というかなのはの家で、なのはと入ること自体がすでにアウトなんだ。断りきれない僕にも十分非があるけど・・・。でもなのはの強引さに一度も勝てないんだよっ。だって断ると悲しそうな顔をするんだから。あれを見たら、どんな人でも折れるね、きっと。

『なのは。ユーノは士郎父さんと恭也兄さんに預けておいで』

『えぇ〜? 一緒に入っちゃだめなの〜?』

どうやってなのはを傷つけないように断ろうか必死に思案していると、僕の救世主――シャルが、なのはの説得に移る。お願いシャル、なのはを説き伏せて! いくらなんでも耐えられないって。

『なのは。この国にはこういう言葉があるのを私は最近学んだわ。男女七歳にして席を同じうにせずっていうの』

『えっと・・・男の子と女の子は、7歳を過ぎたら一緒になったらダメってこと?』

『大体そんな解釈でいいかしらね。ユーノ、今の年齢は?』

シャルが僕の年齢を聞いてきた。あれ? 僕が人間だってなのはから聞いたのかな? まあいいか。僕はシャルに今の年齢『9歳になったばかりかな』って答える。

『9歳、かぁ・・・。私たちと同じだね』

『決定。ユーノ、おいで。私が男湯まで連れてくから。あなたとて辛いでしょ?』

『うん、お願いするよ。ごめんね、なのは』

僕は・・・助かったんだ! ありがとうシャル! 男湯に行くまで僕は、シャルにお礼を言い続けた。

†††Sideユーノ⇒シャルロッテ†††

「ふう、温泉って本当にいいところね〜♪」

「にゃはは、そうだね〜!」

「本当に気持ち良かったわ〜」

「うん」

温泉から私となのは、アリサとすずかは出て、ユーノと合流した。さっきからユーノが『ありがとう』って何度も頭を下げっ放し。そんなになのは達と一緒に風呂に入るのが嫌だったのかしら。まぁ性別はオスだものね。自ら引くその考えは称賛したいわ。

「ねぇねぇ、あの子さ。すごく綺麗じゃない?」

「わぁ本当だ。綺麗な銀髪だね〜♪」

「でも、男の子だね。男の子であんな綺麗な子、今
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