暁 〜小説投稿サイト〜
問題児が異世界から来るそうですよ?〜あれ?なんか人数が多い?〜
第七話 白夜叉登場だそうですよ?
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く名乗る。

「俺達は“ノーネーム”ってコミュニティなんだが。」

「どちらの“ノーネーム”様でしょう。旗印を確認させていただいてもよろしいでしょうか?」

(まずいな。“サウザンドアイズ”は“ノーネーム”お断りだったな。このままじゃ本当に出禁になるか…………)

すっかりとそのことを忘れており、ルーシャは頭を掻く。

黒ウサギは気まずそうに小声で呟く。

「その…………あの…………私達に、旗はありま」

「いぃぃぃぃぃぃぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギイィィィィィ!」

最後の言葉を言う前に黒ウサギは、店の奥から飛び出してきた着物風の服を着た白い髪の少女、もとい幼女にフライングボディーアタックをくらい空中で四回転半ひねりをし街道の向うにある水路まで吹き飛んだ。

黒ウサギは幼女と一緒に空中四回転半ひねりをして街道の向うにある水路に落ちた。

「おい、この店にはドッキリサービスがあるのか?俺も別バージョンで是非」

「ありません」

「なら、有料でも」

「やりません」

真剣な顔をする十六夜に対し、真剣な顔できっぱりと言い切る店員だった。

「し、白夜叉様!?どうしてこんな下層に!?」

「黒ウサギが来る予感がしたからに決まっとるだろうに!フフ、フホホフホホ!やっぱり黒ウサギは触り心地が違うの!ほれ、ここが良いかここが良いか!」

「ち、ちょっと、離れてください!」

白夜叉を無理やり引きはがし、頭を掴み投げ飛ばす。

投げ飛ばした先に十六夜と栞がおり、白夜叉を足で受け止めた。

「てい」「はい」

「ゴハァ!お、おんしら!飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

「十六夜様だ。以後よろしくな和装ロリ」

「栞よ。よろしく、変態幼女さん」

笑いながら自己紹介する二人。

一連の行動に呆気を取られていた飛鳥は、思い出したように白夜叉に尋ねる。

「貴女はこの店の人?」

「おお、そうだとも。この“サウザンドアイズ”の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。
 仕事の依頼ならおんしの年齢の割に発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ」

「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが起こります」

店員の言葉を聞いているのかどうか分からないが、白夜叉は十六夜達六人を眺め、にやりと笑う。

「お前たちが黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間を召喚したということはついに黒ウサギが私のペットに「なりません!」

ウサ耳を逆立て起こる黒ウサギエ¥を横目に白夜叉は笑う。

「まぁいい、話があるなら店内で聞こう」

「よろしいのですか?彼らは旗印を持たない“ノーネーム”。既定では」

「身元は私が保証するし、
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