暁 〜小説投稿サイト〜
26歳会社員をSAOにぶち込んで見た。
第二話 HeavensDoor
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、つけてみるとこれが中々にいい感じ。

 日本人ならやっぱ刀だよ!
 俺も同じ名前のバイク持ってるし!
 ああ、リアルに置いてきたんだったな……あんまり長く置いておくとキャブが死んじまう……。
 いや、そういうリアルに関しての考えは捨てるんだ、今はゲーム中なんだから……!
 そう思っていると、隣でオオタチを購入してる桜花の姿が!
 あれ高いんだぞ!

「おいおい! お前曲刀スキル上げてないだろ。 刀を使うための刀スキルは曲刀スキルを上げないと出てこないんだぞ。
ここは大人しく、お前の持ってるスチールレイピアの上位武器の、エストックをだな……」
「じゃあこれ使うために曲刀スキル上げる。 上げるために曲刀のタルワールも買う」
 そしてこの言い草である。
 ああいえばこう言うっていうか、なんだ……。
 スキル上げるのがどんだけ面倒だと……。

 一応補足ではあるが、SAOの世界は、レベルでスキル割り振りではなく、基本的に使用回数等においてスキルレベルが上がる。
 そこからスキルが派生等をし、上位スキルが開放されるのだが……。
 武器スキルは特に敵と戦闘する回数がモノを言うため、途中での武器変更はあまり好ましくはない。
 もっと言えば、SAOはスキルを使わないと基本的にマトモな戦闘が出来ない。
 その代わり、スキルを使うのにはポイントが不必要で、いつでも、好きなだけ使うことが出来る。
 ただし、発動中は基本的にシステムに沿って動くので、その間のキャンセルは不可能だ。
 まぁ幾らか、修正は出来るが……。

 しかしまぁ、本人が使いたいと言っている以上、俺があんまり口出すのもな……。
 まぁなら、桜花にはここでいつも以上に頑張ってもらわないとな……。
「まぁいいや……じゃあ後は防具と回復アイテム買って、サニーさん達と合流するか」
「あ、ウチ今のでお金少なくなったから、回復アイテム少し奢って」
「……わかったよ」
 飄々とした態度の桜花に怒る気も失せ、ため息を吐く。
 コイツは本当に……。
 ああ、俺の金が人のために飛んでいく。
 まぁ背に腹は変えられないよなぁ……。

 そんなこんなで、桜花に回復アイテムを渡し、自分の分のアイテムを買ったところで。
 俺の所持金はついに二桁になった。
 敵からなんかドロップしなけりゃ、このままだと今日泊まる宿やら飯にすら困るんだが……。
 最悪、サニーさんから少し貸してもらうか……。
 そんなことを思いながら、広場にてサニーさんを待つと。

 げっそりした顔のサニーさんと、震えているホイミが帰ってきた。
 なんだ?
「おい、サニーさん! どうした? 敵がめっちゃ強かったとか……」
 俺がそう言いかけた瞬間、サニーは顔を横に振った後。
 落ち着いた声で
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ