暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第五話 「温泉/HOTSPRING」
[1/9]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


人嫌いな小学生の僕、蒼霧タケルに訪れた突然の事態。受け取ったのは勇気の力、手にしたのは無限の可能性、新たに出現した謎の紅いロックマンの少年ともう一人の魔法少女、さて、この先どうなってしまうのでしょうか?
最初はちょっとした偶然の出来事だったけど、それが僕を成長する鍵となった。今まで僕は人を嫌い、人との生活を避けてきたけど、ロックマンとなって僕は少しだけれども人を拒絶せず、向き合うことができつつあったのです。

喫茶店翠屋は年中無休でも、連休の日などは店を定員さん達に任せて高町家は出掛けるらしいです。僕は士朗さんに友達を誘うよう言われたので、唯一の親友であるライト博士を御誘いしました。ちなみに、今回一緒に旅行する人達は高町家以外にもなのはの親友のアリサとすずかと、すずかのメイドさん達です。
「そういうわけだからライト博士も一緒に行く?」
ラボで仕事中の博士に僕が尋ねた。
「そうだね?私も研究で少し肩が凝り過ぎておるから、オンセンに行こうか?あ、タケルや?もう一人わしの助手も一緒に連れて行ってもいいかい?」
「いいよ?でも、博士の助手って居たっけ?」
博士はいつも一人で研究に没頭することが多かったから、博士の助手なんて聞いたこともなかった。
「ほっほっほ……タケルにはまだ紹介していなかったね?入ってきなさい……」
すると、ラボから一人、サングラスをかけたクールな青年が入って来た。この人が助手かな?
「ブルースだ。よろしくタケル君?」
サングラスを外して、青年ことブルースは僕と握手した。それにしてもカッコいい人だな?助手って言うよりはエージェントみたい……
「じゃあ、明日の七時になのはの家に集合ね!博士、絶対来てよ?」
そう言うと、僕は喜びながら博士の自宅を後にした。
「……彼、変わりましたね?博士」
タケルの後姿を目にブルースはそうライトへ尋ねた。今まで初対面の人と会えば隠れたり下を向いたりしていた少年が、今では平気で人と会話を交わせることまで出来る。そんな彼の成長ぶりにライトも、和らいだ顔で、
「うむ……これも、あのなのはという少女のおかげかもしれん。私が知っていたタケルと、今のタケルは大違いだ。十分に成長したのかもしれん。ただ……」
ライトは急に表情を曇らせてしまった。
「ただ……?」
ブルースが問う。
「……戦いの中で成長するということは過酷過ぎる。はたして、タケルの心が折れてしまわないか……それに、先日モデルXが話したモデルZの適合者の少年も気にかかる」
「御心配なく……そのために私、ブルース・オリバンが居るのです」
「ブルースや、私よりもタケルを守っておくれ?あの子が次にモデルZと接触したら心配だ……」
「はい……」

翌日、僕とライト博士、そして助手のブルースさんはなのは達と一緒に旅行へ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ