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ドリトル先生の来日
第一幕 困っている先生その三
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も書く?」
「コナン=ドイルになるんかい?」
「ええ、そうしてみたら?」
「売れたらいいけれどね」
 先生は腕を組んだまま首を右に傾げさせて妹さんに応えました。
「けれどね」
「売れそうにもないっていうのね」
「そもそも小説とか書いたことはないよ」
 論文やカルテは書いたことはあってもです。
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