暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep4天秤の狭間で揺れし者〜4th Testament〜
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けないように。だから、手伝ってくれるかな?」
「「当たり前だよ」」
私は決意を新たに、未だに待たせているすずかちゃんとアリサちゃんの元へと戻っていった。
†††Sideなのは⇒フェイト†††
「改めてありがとう、ルシル。ルシルのおかげで、邪魔されずに2つ目のジュエルシードを封印できた」
いま私とアルフとルシルは、この世界でのアジトである高層マンションの一室で休んでいる。今回の“ジュエルシード”の回収、アルフだけじゃなくてルシルも居なかったらきっと取られてた。
「いいさ、気にしなくても。先ほども言ったとおり、わた・・・俺は好きで手伝っているんだ。だから、わざわざお礼なんて言わなくてもいいんだよ」
ルシルは未だに慣れない一人称・“俺”に苦戦しながらもそう言ってくれた。ルシルは最初、“私”という一人称だったんだけど、ルシルの女の子のような外見から、私、と言うといろいろと認識が甘くなってしまう。
男の子なのに女の子って思えてしまって、何かまずい問題が起きたり、とかはお互いにダメだと話し合って、男の子であるということを常に認識し続けられるように一人称を変えてもらった。
「そうだよフェイト。こいつは好きでやってんだからさ。とことん使ってやればいいよ」
「君は少し遠慮って言葉を学びなさい」
それから2人はお互いに文句を言いながら、ルシルが用意してくれた夕御飯を食べている。うん、今日もルシルの御飯は格別だ。気が付くとアルフとルシルが私を見て微笑んでいた。なんか恥ずかしいから、2人から顔を逸らして俯いてしまう。
「うんうん。フェイトの笑顔は最高だね〜!」
なんてアルフが言ってきたから顔が熱くなる。そんなに見ないで2人とも〜。
・―・―・ミニコーナー・―・―・
シャル
「あら? いらっしゃい。ここから先は、その回に使われた魔術を紹介するコーナーよ。
コーナー名はそうね・・・シャル先生の魔術講座、にしようかしら」
なのは
「あれ? どうしたのシャルちゃん? そんなスーツなんか着て」
ユーノ
「しかもメガネを掛けてるし。シャルって目が悪かったっけ?」
シャル
「形から入ってるの。それと、なのは。どうしたの?って、私が今し方説明したわよね?
このシャル先生の魔術講座は、魔術を紹介するコーナーだって」
なのは
「にゃはは。うん、聞いてた。でもユーノ君は嬉しいんじゃないかな? 魔術にすごく興味ありそうだし。私は難しくてあまり憶えられないけど」
ユーノ
「うん。なのはや僕、というよりは魔導師に魔術は扱えないものらしいけど、僕みたいに興味が無ければ憶える必要もないんじゃないかな?」
シャル
「そうね。無理に憶える必要はないと思うわ。さて、それでは早速始め
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