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進撃の巨人 リヴァイ兵長の過去
リヴァイの友人 エイジ

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「リヴァイ兵長には1人のとある友人がいたんだ・・・。」
「いた・・?」
「その人は巨人に喰われてしまったわ。」
「な・・・。」
その時俺は即座に何でそうなったか聞き返そうとしたが、やめた。それよりも、
「その人はどんな人だったんですか?」
「その人はエイジという名前だったわ。そこまで詳しくは知らないけど、リヴァイ兵長とは反対の性格だったらしいわよ。」
「リヴァイ兵長ほど強い人ではなかったがそれでも、ミケ分隊長ぐらいの強さをもっていた。」
「そんな人がなんで・・・。」
「俺達が知ってるのは、その人がリヴァイ兵長のせいで死んでしまった事と、それから1週間に1度はエイジさんのお墓に行っている事、その出来事からリヴァイ兵長が急激に強くなり人類最強と言われるまでになった事だ。」
「え・・?リヴァイ兵長は、ライバルなんかいないぐらい強かったわけではないんですか?」
「・・・お前どんなんだと考えてたんだよ・・・。実際ライバルと言える人はそこそこいた。エイジさんもその1人だ。」
「後の詳しい話はリヴァイ兵長に聞きなさい、エレン。」
「なぜですか?そういうのはリヴァイ兵長には聞かない方がいいんじゃ・・。」
「リヴァイ兵長だからよ。あの人はそういうのは自分で話をする人だから。」
「・・・分かりました。それで、お墓ってどこにあるんですか?」
「この古城の裏を少し行った所に湖がある。そこにリヴァイ兵長もいるはずだ。」
「それじゃ、聞きに行ってきます。」
ダッダッ。
「・・・・あいつ、帰ってきたら、掃除倍にしてやる。」
「はぁ・・、全く・・。エレンったら・・・。」
俺は湖に向かって駆け出した。
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