第八話 RFG
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ーとグレイ、エルザとウェンディとシャルルだった。皆も途中で逸れちゃったみたいね。
シャ「ていうか、この映像魔水晶、通信機能まで付いてるのね。」
お互いの姿が見れるだけじゃなくて、お互いの声が聞こえる。随分便利な魔水晶ね。すると、映像魔水晶にロットの姿が映った。
ロ「驚きましたか?さてさて、共に行動するペアも決まったので、ここでRFGのルール説明を致しましょう。」
ハ「ペア?」
つまり、ナツとハッピーとグレイ、エルザとウェンディとシャルル、私とシンがペアって事ね。落ちた時に一緒になった人がペアになるよう細工してたのね。
ナ&グ「こ、こいつと・・・」
ナツとグレイが顔を見合わせて不満な事を言ったのは余談よ。そんな事より、ルール説明を聞かないと・・・!
ロ「このゲームはあくまでも空想の世界でのお遊びです。皆さんにはペアと一緒に空想の世界への入り口、『始まりの門』を潜っていただき、入った空想の世界の中でお遊びをしていただきます。もちろん、皆さんは魔道士なので、魔法を使うのはOKです。」
よかったぁ〜。てっきり空想の世界に入ったら魔法が使えなくなると思ってた。
シ「『始まりの門』を潜って、空想の世界へ入った後は何をすればいいんだ?」
ロ「僕達製作者が用意した空想の世界には、『三つの試練』が予め準備されています。皆さんにはその『三つの試練』に挑戦していただきます。」
グ「『三つの試練』?」
ル「どんな試練なの?」
私の質問にロットは口元に人差し指を立てると、
ロ「それはまだ内緒です。『三つの試練』の内容は空想の世界にいる案内役が教えてくれますよ。」
あ、案内役?それも予め準備しておいたのかしら・・・?
ロ「『三つの試練』を全て達成すれば、空想の世界の出口、『終わりの門』を潜って、元の世界に戻って来る事が出来ます。但し、『三つの試練』を達成する事が出来なかったら・・・」
ロットの黒い瞳が急に険しくなった。
ナ「・・達成する事が、出来なかったら・・ど、どうなるんだよ・・・?」
皆息を呑む。すると、ロットがまた口元に人差し指を立てると、
ロ「それもまだ内緒です。」
穏やかな黒い瞳に戻って言った。でも、不安が背中
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