暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep3ジュエルシードを巡る運命との邂逅〜Destiny〜
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た。
(ホント人気があるね、シャルちゃん。なんか羨ましい。運動で人気者になれるなんて)
アリサちゃんの話によると、男子の間でシャルちゃんは“サッカー女帝”と言われているらしく、そのシャルちゃんの前では格好悪いプレイは出来ない、らしい。
試合終了のホイッスルが響き渡る。今日の試合は翠屋FCの圧勝でした。その後、翠屋で昼食を終えた私たちは解散することになりました。でも私は1つミスをしました。サッカーチームに所属する男の子の1人が、“ジュエルシード”らしき物を持っていたように見えたことに。
それが本物だという確証もなく気の所為だと思い込み放っておいたのです。そして発動するする“ジュエルシード”。暴走する大きな樹。ユーノ君は、人間が発動させたんだ、と言いました。
「・・・っ! やっぱり、あの時の子が持ってたんだ」
私、気付いていたはずなのに・・・こんなことになる前に止められたかもしれないのに。後悔の念でいっぱいになる。どうして追いかけなかったんだろう。どうして確認しなかったんだろう。
「後悔も反省もあとにしなさいっ! ユーノ、どうすればいい?」
「あ、うん。封印するには原因となっているところまで接近しないとダメなんだ。でも、これだけの範囲に広まっちゃっていると、どうすればいいか・・・。難しいよ、これって」
「そう・・・。探査術式が使えればいいんだけど・・・」
ユーノ君とシャルちゃんの会話を聞いた私は「私がやる」そう買って出た。するとユーノ君は「ちょっとなのは、それは――」慌てたけど、「ユーノ」シャルちゃんがユーノ君の言葉を遮った。
「手があるのね?」
「・・・うん、大丈夫。任せて」
「・・・判ったわ。信じるわね。ユーノ、ここはなのはに任せましょう」
「・・・なのは、無理はダメだよ」
「大丈夫だよ、ユーノ君」
結果として私は“ジュエルシード”を封印できました。けど、みんなにいっぱい迷惑をかけた。それがすごく辛い。
「なのは、今日のことを忘れちゃダメよ。今回の失敗を反省して繰り返さないようにするためには、ね。・・・なのは。確かにあなたは失敗したけど、でも早期発見による被害拡大は防げた。それだけでも大したものよ」
「そ、そうだよ、なのは。被害が拡がる前に封印できたんだ。それだけでもすごいことだよ!」
「うん、ありがとうシャルちゃん、ユーノ君」
2人の言葉に心が少し軽くなりました。同じ失敗は起こさない、それが今日の教訓でした。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
なのはが見逃してしまった“ジュエルシード”による大樹暴走から数日が経過した今日、すずかに月村邸へと招待されたことで、私となのはは朝から騒々しい。
「なのは〜! 早くしないとバスの時
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