暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep3ジュエルシードを巡る運命との邂逅〜Destiny〜
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シャルちゃんはその一撃を刀で受け止め、空いてる左手で女の子を捕まえようとするけど、あの子はまた後ろに下がった。
「強い・・・。なら、フォトンランサー、ファイア!」
「おっと。結構な実力を備えているわ。師は腕のある魔導師のようね」
シャルちゃんが感心しながらも襲い来る攻撃を切り裂いていく。女の子はシャルちゃんの強さが判ったのか、攻撃の手数で決めに掛かってきた。それでもシャルちゃんにはたった1つも攻撃が通らない。焦り始めたんだと思う。だから私たちへの警戒が一切なくなってしまっていた。
「これで終わりだよっ・・・!」
――チェーンバインド――
「しま・・・っ!」
ユーノ君が鎖の形をしたバインドであの子を捕える。シャルちゃんは圧倒的だった。あれだけ動いて汗ひとつ掻いてない。
こうしてこの戦いは、いとも容易く終わりを迎えた。捕まえた女の子へと歩き出したシャルちゃんに向かって空から何かが落ちてきて、「っく・・・!」その衝撃でシャルちゃんが木の葉のように宙を舞った。
「シャルちゃん!?」
「シャル!?」
だけど私とユーノ君の心配は杞憂だったようで、シャルちゃんは「伏兵が居たのね」綺麗に着地した。
「大丈夫かい、フェイト?」
知らない誰かの声が聞こえる。晴れてきた土煙の向こうには大きな犬・・・ううん、狼さんがあの子を背に乗せていた。そしてもう1人。全身黒い服、黒いフード付きのマント、黒い仮面をしている子だ。その子はあの女の子を守るようにシャルちゃんとの間に立っていた。
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