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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第189話】
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」
「……ぅ……。 ……ヒルトさんを悩殺するつもりでしたのに……」
……聞こえたが、どう反応すればいいのか解らずに視線だけを逸らす。
とりあえずタオルを羽織ったセシリア――それを見た周りの男も蜘蛛の子を散らすように去っていく。
……一部カップルは、これが原因で喧嘩してるが、それは男のが悪いわけでセシリアが悪いわけじゃないため、気にしないでおこう。
後はシャルとラウラの二人だが――。
「ご、ごめんっ。 髪を纏めてたら遅れちゃったよっ」
「……ま、周りの視線が凄く気になるのは私だけだろうか……? こ、こんな事ならバスタオルを羽織ればよかった……」
遅れた事を謝りながら、駆け足でやって来たシャル。
一方のラウラは、やはり自分の水着が注目されてるのに落ち着かないのか辺りをキョロキョロと見回していた。
……駆け足でやって来たシャルの胸が軽く弾むと、周りの人達から小さな歓喜の声が上がり、流石に耳に届いたのかシャルは顔を真っ赤に染め上げていた。
「お、お待たせ……。 うぅ……何だか視線が突き刺さってる気がするよ……」
「……確かに、明らかに俺ら目立つもんな」
「嫁に見られるのは構わないのだが。 ……他の男に見られるのがこれほど苦痛とは……」
「ははっ、それだけラウラが可愛いって事だろ?」
「……はぅ……。 ……またヒルトに可愛いって言われた……」
そんなやり取りをしながら、俺は二人の水着姿を眺めた。
やって来たシャルの水着は、前に俺が選んだライムグリーン色のビキニだ。
俺自身、シャルにはこの色がとても良く似合うと思っていたが――やはり似合うな。
もちろん彼女の専用機カラーのオレンジも、彼女らしさをアピールするには良いのだが。
それはそうと、シャルも髪型を変えていて、ポニーテールと思いきや美冬の対になる様に反対側にサイドポニーに髪を纏めていた。
これはこれでいつものシャルとは違う印象を与えるので、俺にとってはとても新鮮だった。
一方のラウラは、この水着しか持ってない(厳密に言えばスクール水着もあるが、俺はそんな性癖は持ち合わせていない)為、臨海学校の時と同じ水着で、来るときには既にシャルによって手入れされていたアップテールが非常に似合っていた。
だからだろう、セクシーランジェリーみたいな水着にラウラの幼い容姿とその体型のギャップ故、周りの視線がラウラに集中するのも。
……だからだろう、俺に殺気や嫉妬の隠った突き刺さる視線を受けるのは。
……まあ、わからなくは無いがな――妹を含めてこれだけ容姿が整い、スタイルが良い子が揃っていれば。
鈴音とラウラは、胸は小さいが俺
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