魔法先生ネギま!
0458話
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そう思いつつも、目を閉じて俺の手を待ち受けているあやかをそのままに出来る筈も無く、そっと手を伸ばしてその金髪を撫でる。
「……あ」
頭を撫でられる感触にか、思わず声を漏らすあやか。
考えてみれば当然なんだが、あやかは基本的に3-Aでは委員長という役職やその世話焼きな性格もあってクラスの皆に頼られる方だ。頭を撫でられるというのは殆ど経験がないんだろう。
そう思いつつあやかの頭を撫でていると、不意に左肩に重さを感じる。そちらへと視線を向けると、何故か頭を俺の方に寄り掛からせている千鶴の姿が。
「あやかばかりだと不公平でしょ? だから私も……ね?」
いつもは大人っぽい笑みを浮かべている千鶴だが、今は年齢相応の笑顔だ。
その様子に苦笑を浮かべ、3人でゆっくりと過ごすのだった。
あ、技術者、科学者達は食堂に一度も来なかった。最初は俺達に気を使っていたのかとも思ったのだが、実は単純にストライクダガーの解析に夢中になっていたというオチだった。……本当に、うちの技術班と仲良くやれそうな奴等だな。
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