第2章
戦闘校舎のフェニックス
第47話 決戦はじまります!
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「それで部長さんがグレモリー家の跡継ぎに」
「…そうだったのか」
お兄さんが魔王の跡を継いでしまった事で部長が次期当主となり、今の様な事になってる訳か。
「そろそろ時間です」
グレイフィアさんに開始時間が迫った事を告げられる。
「行きましょう」
部長の呼び掛けに従い、グレイフィアさんが用意した魔方陣の上に乗る。
魔方陣が輝き光で一瞬目を瞑ってしまう。
そして光が収まり目を開くとそこは未だに部室であった。
「あれ?」
「何も変わってませんね?」
俺とアーシアは未だに部室に居る事に疑問を抱いていた。
「転送失敗…また俺のせいとか…」
なんて考えているとグレイフィアさんの声が聞こえてきた。
俺達は今、生徒会室に来て、宙に展開されている映像を見ているとグレイフィアさんのアナウンスが聞こえてきた。
『皆様、この度グレモリー家、フェニックス家に審判役を仰せつかったグレモリー家の使用人グレイフィアでございます。今回のバトルフィールドはリアス様とライザー様のご意見を参考にし、リアス様の通う人間界の学舎 駒王学園のレプリカを用意しました』
そう、映像を見る限り、バトルフィールドは俺達の通う学園そっくりであった。
唯一違うのは空の色ぐらいであった。
『両陣営、転移された先が本陣でございます。リアス様の本陣は旧校舎 オカルト研究部 部室、ライザー様の本陣は新校舎 学長室。よって兵士(ポーン)のプロモーションは互いの校舎内に侵入を果たす事で可能となります』
俺は学長室…つまりライザーが居る場所の映像を見た。
ライザーはソファーに座り、両隣に眷属の女を侍らせて余裕そうな佇まいをしていた。
『それではゲームスタートです』
ゴーンゴーンゴーンゴーン。
学園のチャイムを合図にゲームが開始された。
「リアスには駒が不足している分、完全に本陣を固めるのは不可能…」
「そうなると部長達が取れる戦術は速攻による各個撃破」
「それしか無いでしょうね。お手並み拝見ですリアス」
会長はそう言うと部長達が映っている映像を見始めた。
俺も映像を見ると、部長達は学園の全体図を広げて話し合っていた。
そして木場の意見で体育館、チェスで言うところのセンターを攻めるようだ。
そして、木場と塔城、副部長が防衛用の罠(トラップ)を仕掛ける為に旧校舎から外に出た。
「あッ!?」
「あ〜ッ!?」
「なッ!?」
いきなり千秋と鶇、燕が驚愕の声を上げた。
俺や会長、副会長もいきなりの事で驚いた。
「ッ!?何だ!!」
俺は千秋達の視線の先を見、そして俺は千秋達が見ている映像を見て理由が分かった。
俺達が見ている映像で部長がイッセーを自分の膝を枕にして寝かせて、て言うか膝枕をしていたからだ。
ちなみにイッセーは感動のあまり号泣していた。
どう言
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