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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos4八神家の日常〜knight's Training〜
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るように言って2人が体を起こしたのを確認。

「ルシル君」

「はい」

「シグナム」

「はい」

「わたしは怒ってへんよ。怪我も無い。窓も直る。だからそこまで気にせぇへんでええ。ほら、立って」

全てを許すはやてちゃんの笑顔。それでようやく2人は立ち上って、改めて謝った。

「なあ、ルシル。今さらなんだけどさ。結界張った方が良かったんじゃね?」

ヴィータちゃんが今回のような事が起きないようにそう提案した。確かにそれなら多少の無茶は出来る。だけど「でもなぁ・・・」ルシル君はどこか渋っているようで。

『いま俺たちが居る世界は第97管理外世界、地球。この意味、解る?』

ルシル君からそんな思念通話。管理外世界。時空管理局って言う組織が付けた識別名。魔法を知り、扱う人たちが住まう世界が、不干渉を貫かないといけないと取り決めたもの。ということは大きな魔法を使うことで管理局に私たちのことを知られると、不法滞在とか魔法使用とかで捕まっちゃうってことなのね。それに、“闇の書”の一部として、重罪人とされちゃったり。

「『でもま。庭限定で小規模結界くらいなら問題ないかな』はやて。2度と家に被害は出さないって約束するから、その、結界を張らせてもらいたいんだ。これからはその中でやるから・・・」

でもルシル君はそんなことを言ってはやてちゃんにシグナムとの模擬戦をこれからも行うことに対して承認してもらおうとした。もう。それなら初めからそうしてくれていれば窓を割らずに済んだのに。

「ん。ええよ。わたしもシグナムから楽しみを奪いたくないしな。とゆうか木刀とかいろいろ買って今さらアカンなんて言えへんし」

「主はやて。・・・ありがとうございます。・・・ルシリオン。では早速・・・!」

パッと表情を輝かせたシグナム。そんなシグナムに私たち守護騎士は、

「自重しなさい」「「自重しろ」」

溜め息交じりにそうツッコむのでした。




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