第43話 修学旅行−3日目−その3
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た。せっかくあと2日で修学旅行も終わるのにここで油断されてミスされてもつまらんからね。
当然エヴァや茶々丸、春日、龍宮、長瀬、古ら魔法関係者や警戒要員にも伝えた。旅館を中心に守るだけなら充分な布陣だな、エヴァが動かないとしても。
☆ ★ ☆
さて、人数のせいか幾分常よりも騒がしくなかった食事も終わり、まったりしていると木乃香から念話が入る。
「暁くん、お父さまが! みんなも!!」
予想通りというか、本山が襲撃されたらしい。
ネギと桜咲とも離れ、木乃香は明日菜と2人きりらしい。
とにかく分身符で分身を作り、分身にこちらはまかせ、木乃香のタケミカヅチとのラインを頼りに転移する。
転移先は何故かお風呂場で、以前会ったフェイトとかいう少年に素っ裸の神楽坂がハリセンで殴りかかる所だった。
そして、なんかお風呂場の水の触手に捕まった。
とりあえず、木乃香はフェイトの使い魔らしき悪魔に運ばれていったので、もう一度転移で追う。
と、外に転移したと思ったら、木乃香の攻撃−−−リニス直伝のサンダースマッシャーか?−−−で使い魔が還っていった。
うん、まぁそうだよね。
木乃香が本気を出せばフェイトはともかくその使い魔ぐらいは瞬殺だわな。一応、周りに人がいたので魔法は伏せていたのか。
と、そんなことを考えながら木乃香と合流する。
浴衣なのかな、ともかく動きにくそうなのでデバイスを通してバリアジャケットを着てもらう。木乃香のバリアジャケットは麻帆良の制服をちょっとアレンジした感じだ。
木乃香を落ち着かせるためにも詳しい事情を聞くと、予想通りというか、本山の結界を過信してフェイトに襲撃を喰らい詠春さんをはじめ、軒並み石化させられたようだ。
まぁ、本山には詠春派の人しか残っていなかっただろうし、戦力的には本来の10分の1もなかったろうしな。
そんなんで過信すんなよ、て話しだが。
とかそんなことを2人で話していると、
「君もいたのか」
とフェイトがやって来る。どうやら木乃香が倒した使い魔の痕跡を辿ってきたらしい。
木乃香を後ろに庇い、スサノオ−−−日本刀形態−−−を構える。多分木乃香もタケミカヅチ−−−手袋形態(なのはStsのキャロのブーストデバイスのようなカタチ)−−−で構えているだろう。
「おかしいな。西の姫は魔法を使えないと聞いていたんだが………。まぁいい。暁君と言ったね。以前の話しは君の言ったとおり、君の魔力は始祖の魔力足り得ない。なので君には正直もう興味はない。ここで西の姫を渡してくれるなら見逃すが、どうだい?」
「もちろん、断る。」
「まぁ、そうだろ
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