その男と“強襲科”試験
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実力ならば強襲科試験トップになることも可能だと思っていた試験前の自分を、思いっきりぶん殴って眼をさまさせてやりたいと。
彼は願った。今追ってきている“者”が、此処から一秒でも早く、一ミリでも遠くに行ってくれる事を。
(頼む……頼むっ!!)
やがて、“者”は標的を見失ったのか、先程まで響いていたその“者“による足音が遠ざかっていくのを彼は聞き、心底安堵する。
「よお」
そして一気に絶望へと叩き落された。
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