暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールX×X
交渉じゃない譲歩です
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
朱乃side

「龍の手で一般家系で8つは
初代か龍の手じゃないかのどちらかです」

悪魔の説明等が終わったのでそう言った
兵藤君が持っていた神器は龍の手ですが
恐らく龍の手ではなく未だ行方知れずの赤龍帝の籠手

「初代ね…朱乃
貴女の事を聞かせてくれないかしら?」

やはりと言うべきか
自分に関しての説明が来た
さて、どうすれば勘違いしてくれるでしょうか

「私はとある種族と人間のハーフです
リアス、貴女が純血悪魔なら御存知ですよね?」

俯き両手で顔を隠して少し小さな声で言う

「っ!
ごめんなさい、言いたくなかったのね」

「部長?」

リアスは聞いてはいけなかったと言う顔をして
何も知らない兵藤君はなんで泣いているんですかと思っている
出だしはまずまずですね

「イッセー
ハーフはね、追害されるのよ」

「そうなんですか!?」

「はい…私も迫害された一人で
母を失い、原因である無能な父から離れ逃亡生活を送っていました…」

今でも思い出す
あの忌々しい堕天使が
あの男が無能でなければ母さまは死ななかった
XANXUSは私以外のハーフを守るため人員を寄越している
人間だからと言う理由で見下す堕天使とは違います

「逃亡生活?
ならどうして駒王学園に?」

「余り詳しくは話せませんが
ハーフ等が集まって暮らしている所が有ります
今の私の住所がその支部の一つのようなもので
XANXUSやネグレリアも其処の住人で私も其処に
すみませんが、この事に関しては其処に住んでいる方に多大な迷惑をかけます
彼処は種族や身分は基本平等で中には組織の偉い方の子供もいて…」

嘘は言ってはいない
バラキエルは堕天使幹部で私は娘

「組織の幹部等の娘…朱乃」

っち、こういう時にもやくにたちませんね

「駄目です!
あの方達にはあの方達の人生が有ります!
いくらグレモリーの次期頭首と言えど駄目です!
もし誰がどういうのでなのを把握する為に行くのであるなら」

ビチバチ

私は右手から電気の玉を出した

「此処で殺す!」

殺気を放ち全員に当てる
兵藤君は怯えまくっており立てなくなった

「と、言いたい所ですが
流石に魔王の妹を殺すと寮の創設者に怒られます」

雑魚でも魔王の妹
故に手が出しにくい
親の七光りならぬ兄の七光りですね

「なので、どうでしょうか?
私が女王の駒で転生する代わりに
あの方達から関わらない限り貴女達も関わらないのを」

利益率では圧倒的に私を眷属に入れるのは下ですが

「貴女、自らを売るの?」

グレモリーは情愛に深い、言え甘いですね

「はい、あの方達は私を受け入れ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ